スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

 Posted by ミリタリーブログ  at 

VFC SR635の調整

今回はVFC製SR635の調整内容を御紹介致します。



SR635は、その名前の通り6x35mm弾を使用するパーソナル・ディフェンス・ウェポンにカテゴライズされ、KAC社が販売するPDWと同じ弾を使用するモデルです。
そのSR635をVFCがモデルアップ致しました。

今回は御使用中の点検とメンテナンスとして、お持込み頂きました。

では早速、分解してみましょう。
メカボックスを取り出します。

分解方法はVFCのPDWと同じく、アンビセレクター用のギヤ以外オーソドックスなメカボックスです。


メカボックスを開けます。

スプリングはカットされた物が使用されています。

内部のパーツはグリスを除去し、新たにグリスアップを行いました。
またピストン用メカボックスのレール部分が高く、ピストンへのあたりが強かったのでレール部分を研磨致しました。
ベベルギヤの軸がグリップに当たっていたのと、モーターとの噛合が悪かったのでベベルギヤを適正な物へ変更しました。
さらに、リポバッテリーでの運用を踏まえ、ピストンウェイトを追加しました。

メカボックス内の作業は完成です。

今回は初速を0.2gBB弾にて95m/s位を御希望でしたのでサブゼロのS90スプリングを使用しました。


メカボックスをレシーバーにセットして動作確認を行います。

ピストンウェイトを追加した影響なのか、非常に良いレスポンスとなりました。


次にチャンバー、インナーバレル周辺の点検を行います。

チャンバーは透明樹脂のお陰で内部がどのような状況なのか一目瞭然です。
チャンバー内を清掃し、動作確認を行います。
インナーバレルは曲がりやホップ窓の形状やバリを確認し、ホップパッキンを国産の物へ変更し完成です。

全て組み上げて完成です。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.81m/s、10発平均で94.78m/sとなりました。


以上、今回はVFC製SR635の調整を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。


SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。

SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
  

2013年10月04日 Posted by PEAK  at 16:41Comments(0)メンテナンス