VFC 電動MP5の調整

先週の投稿より、たくさんのお申し込みを頂きました。
この場を借りまして、心より御礼申し上げます。

さて、本日はVFCから発売されている電動ガンMP5A4の調整を御紹介致します。
このVFCが発売したMP5は御存知の方も多いと思いますが、UMAREXによるH&Kのライセンスを取得し、さらに一部のトイガンメーカー以外では見送られていた3点バースト機構が採用されています。
VFC 電動MP5の調整


今回はお客様よりゲームにおける動作性の向上と内部点検を含めた調整を依頼頂きました。

では早速分解してみましょう。
VFC 電動MP5の調整
アッパーレシーバーはテイクダウンピンのみで取り外す事が可能です。


メカボックスを取り出します。
VFC 電動MP5の調整
セレクター近辺に従来型のMP5の部品構成とは異なるバーストユニットが見て取れます。


メカボックスを開けます。
VFC 電動MP5の調整
スイッチ周りも従来型のMP5のレイアウトが異なります。
機械式の3点バーストです。
高電圧バッテリーの使用において誤動作するとの事ですが、加工次第では11.1vでの動作も問題ないと思います。

内部についてはスプリングテンション式のギアをシム調整式へ変更し、VFCのピストンで多く見られる割れに対する加工を行い、メカボックス側にギアに干渉する箇所があったので、加工と研磨を施しました。
またギアの歯にもバリが多くあったので、面取り加工を行いました。この加工はスムーズな動作が得られるほか、ギアノイズの低減にも貢献します。

VFC 電動MP5の調整
以上で、作業は完了です。
今回はサブゼロの近日発売のステンレススプリングSS90を使用しました。


VFC 電動MP5の調整
ロアレシーバーにメカボックスを取り付け、モーター後端にSBDを取り付けました。


次にチャンバー、インナーバレルの加工を行います。
VFC 電動MP5の調整
今回はVFC純正バレルを使用し、0.2gBB弾に対応した長掛けホップ仕様としました。

以上で、内部の調整作業は完了です。
VFC 電動MP5の調整


イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で弾速を計測したところ、
最高で94m/s、飛距離やレスポンスも箱出しから比べて格段に良くなったと、お褒めの言葉を頂きました。

以上、今回はVFC製 電動MP5A4の調整内容を御紹介致しました。


当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメールにてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。





SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。


VFC 電動MP5の調整
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2015年06月25日 Posted by PEAK  at 12:05 │メンテナンス