MP7A1の調整

本日は東京マルイ製MP7電動の調整内容を御紹介致します。

MP7A1の調整

今回の依頼内容は、お客様御自身で内部パーツの交換を行った際に不具合が発生したとの事で、バラバラの状態でお持ち込み頂きました。
また本体とは別に各種パーツの組込を依頼頂き、内部の点検と初速を御指定頂きました。


では、早速メカボックスを点検します。
MP7A1の調整
仮組した状態で点検を行ったところ、メカボックス自身には問題ありませんでしたが、セクターギヤとタペットプレートは使用には問題が残る状態でしたので、新品に交換致しました。

また軸受はメタルタイプをお持ち込み頂きましたが、こちらはそのままではギヤを強く押し込んでしまい、回転の抵抗となっていたので、適正な厚みまで同寸法にて研磨致しました。

さらにシリンダーヘッドはピストン圧縮時に難が有るのと、ノズル基部から空気が漏れてしまうために使用を見送りました。
このように社外品をお持ち込み頂いても、性能が思ったように上がらない場合は、お客様に了承を頂き純正品もしくは代用品を使用致します。
今回は純正品を使用した事で、最適な状態になりました。

MP7A1の調整
モーターも新品に交換し、ケーブルも交換しました。
シム調整、各部グリスアップを行いまして、メカボックスの作業は完了です。
今回は0.2gBB弾にて90m/s位を御希望でしたので、SUBZEROのコンパクト電動ガン用スプリングC80を使用しました。

バッテリーの出し入れに不具合があるという事でしたが、レシーバーの分解時にバッテリーを引き出すアームがずれていたので、これを修正して問題なく作動するようになりました。
インナーバレル、チャンバーは清掃、点検を行いましたが、可変ホップの動作、摩耗など異常はありませんでした。

メカボックスをレシーバーに組込んで完成です。
MP7A1の調整


弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
MP7A1の調整
最高で91.2m/s、10発平均で90.5m/sとなりました。


以上、今回は東京マルイ製 MP7A1の調整内容を御紹介致しました。


当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。


MP7A1の調整
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。





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2015年09月23日 Posted by PEAK  at 12:00 │メンテナンス