VFC M27の調整
いつもピークアーマメントのブログを御覧頂き誠にありがとうございます。
大変ご無沙汰してしまいまして申し訳ございませんでした。
先月より大口の御依頼やお急ぎの調整などが続き約一か月ぶりの更新となってしまいました。
ここ数日、ようやくいつものペースに戻りましたので、
調整をお待ち頂いている皆様へ御報告致します。
さて、本日は以前にも御紹介した事のあるVFC製M27の調整内容を御紹介したいと思います。
M27IARは御存知の通り、HK416の派生型でHK416がアサルトライフルであるのに対し、M27IARは分隊支援火器というラインナップとなっております。
今回は新品で購入した本体を未動作状態で私共にお持ち込み頂きました。
依頼内容は基本的なメンテナンス、スプリングテンション式のシム調整から通常のシム式に変更、初速は0.2gBB弾で95m/sまでという御依頼です。
では早速、分解します。
メカボックスを取り出します。
取り出し方法はVFCのM4シリーズと同様です。
メカボックスを開けます。
メカボックス内のパーツを全て取り出して洗浄後、点検を行いましたが、
未動作品という事もあり、特に異常などは見当たりませんでした。
ピストンレール、軸受の周辺のバリや凹凸を研磨しました。
ピストンにはロック防止用の加工と面取りの加工を行いました。
オリジナルのカラーを用いて再度シム調整を行います。
各部グリスアップを行いましてメカボックス内の作業は完了となります。
今回は95m/sまでという事でしたので、ピストンウエイトを使用し、SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。
メカボックスの作業は完了です。
次にチャンバー、インナーバレルの点検を行いました。
こちらも特に異常はありませんでしたのでインナーバレル内の清掃を行いまして完了となります。
今回、組込時に気になったのが、ダミーボルトの閉鎖不良があり、レシーバー内を確認したところ、
リターンスプリングがダミーボルトを変形させていたので、リーターンスプリングを交換し、
ダミーボルトは整形を行いました。
以上にて、全ての作業は完了です。
ギヤノイズは減少し、レスポンスも向上しました。
弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
最高で95m/s、10発平均で94.80m/sとなりました。
以上、今回はVFC M27IARの調整内容を御紹介致しました。
当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。
SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
大変ご無沙汰してしまいまして申し訳ございませんでした。
先月より大口の御依頼やお急ぎの調整などが続き約一か月ぶりの更新となってしまいました。
ここ数日、ようやくいつものペースに戻りましたので、
調整をお待ち頂いている皆様へ御報告致します。
さて、本日は以前にも御紹介した事のあるVFC製M27の調整内容を御紹介したいと思います。
M27IARは御存知の通り、HK416の派生型でHK416がアサルトライフルであるのに対し、M27IARは分隊支援火器というラインナップとなっております。
今回は新品で購入した本体を未動作状態で私共にお持ち込み頂きました。
依頼内容は基本的なメンテナンス、スプリングテンション式のシム調整から通常のシム式に変更、初速は0.2gBB弾で95m/sまでという御依頼です。
では早速、分解します。
メカボックスを取り出します。
取り出し方法はVFCのM4シリーズと同様です。
メカボックスを開けます。
メカボックス内のパーツを全て取り出して洗浄後、点検を行いましたが、
未動作品という事もあり、特に異常などは見当たりませんでした。
ピストンレール、軸受の周辺のバリや凹凸を研磨しました。
ピストンにはロック防止用の加工と面取りの加工を行いました。
オリジナルのカラーを用いて再度シム調整を行います。
各部グリスアップを行いましてメカボックス内の作業は完了となります。
今回は95m/sまでという事でしたので、ピストンウエイトを使用し、SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。
メカボックスの作業は完了です。
次にチャンバー、インナーバレルの点検を行いました。
こちらも特に異常はありませんでしたのでインナーバレル内の清掃を行いまして完了となります。
今回、組込時に気になったのが、ダミーボルトの閉鎖不良があり、レシーバー内を確認したところ、
リターンスプリングがダミーボルトを変形させていたので、リーターンスプリングを交換し、
ダミーボルトは整形を行いました。
以上にて、全ての作業は完了です。
ギヤノイズは減少し、レスポンスも向上しました。
弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
最高で95m/s、10発平均で94.80m/sとなりました。
以上、今回はVFC M27IARの調整内容を御紹介致しました。
当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。
SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
2014年11月15日 Posted by PEAK
at 12:00
│メンテナンス