CYMA AK47の調整

本日はCYMA製AK47の調整内容を御紹介致します。

CYMA AK47の調整
このAK47はCYMAのCM028という品番でラインナップされており、
マルイ製のAK47のクローンとなります。

またCYMAにはCM042という品番のAK47もラインナップされていますが、こちらはかつてのVFC製AK47のクローンと言われています。
今回は購入店から直送という形式でお持ち込みとなりました。
依頼内容は以下の通りです。
・内部点検
・初速調整


では早速分解してみましょう。
メカボックスを取り出します。
CYMA AK47の調整

メカボックスを取り出す工程はいずれのAKも同様です。

メカボックスを開けます。
CYMA AK47の調整
ギヤなどには損傷はありませんでしたが、全体的に不完全な組立状態でした。

全パーツを取り外し、清掃後に下記の点検を行い、調整を致しました。

・ピストンレールとピストンが必要以上に干渉し、動作に抵抗があったのでピストンレールを研磨致しました。
・ピストンのラックギヤにバリが多数見受けられましたので、整形を行うと共に後端のギヤを切除致しました。
・軸受の受け部分にバリや成型不良があったので、整形し軸受けの固定を行いました。
・ノズルにもバリがありましたので、整形を行いました。
・シム調整後、各部グリスアップを行いました。
・ピストンリングの寸法が合っていなかったので、適正品に交換しました。

御希望の初速が0.2gBB弾で95m/sでしたので、ピストンウェイトを使用しサブゼロのS90を使用しました。

以上の作業を行いまして、メカボックスの作業は完了です。
CYMA AK47の調整


次にインナーバレル、チャンバーの点検です。
CYMA AK47の調整
インナーバレルは内外とも汚れていたので、清掃し、点検を行いました。
チャンバーは問題ありませんでしたが、パッキン等は交換を行いました。


以上の作業をもちまして、完成となります。
CYMA AK47の調整


弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
CYMA AK47の調整

最高で95.11m/s、10発平均で94.3m/sとなりました。


以上、今回はCYMA製AK47の調整内容を御紹介致しました。



当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。


CYMA AK47の調整
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。





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2014年09月18日 Posted by PEAK  at 12:03 │メンテナンス