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VFC XCR
ここのところ、マイナーなネタ動画と入荷商品だけのブログになりつつあるので、
今回は珍しくカスタムというかメンテナンスを御紹介したいと思います。
今回の患者さんはVFC製XCRです。
この本体は当店で購入頂いたものでして、お客様から「チャージングハンドルが重く、
ボルトリリースレバーをリリースしても完全にダミーボルトが閉まらない」という症状です。
たしかに、こういう状態は気持ちよくありませんね。
やっぱり、チャキーンと閉じてくれないと！
では、さっそく分解してみましょう。
アッパーとロアレシーバーはテイクダウンピンのみで上下分割可能です。
今回はアッパーレシーバーのみの作業ですので、ロアーはどっかに行って頂きます。
では、アッパーでの作業がやりやすいようにアウターバレル/チャンバーａｓｓｙを取り外します。
アウターバレルガスチューブ一式は前方から抜きます。
次にシェルディフレクターを外します。
反対側に移りまして、チャージングハンドルのノブを外します。
ノブの上下にあるイモネジを緩めると外れます。
次に、このノブの軸となっているシャフトを外すのですが、少しレバーを引くと
アッパー側の溝に切り欠きがあるので、そこで、シャフトをアッパー内側へ回しながら押し抜きます。
はい。誰ですか？「指太ぇ」って言ったのは？
このシャフトが抜けましたら、チャージングレバーを後方へ抜きます。
するとアッパー側の溝からスプリングが出てくるので飛ばさないように抜きます。
次にスプリングを固定していた樹脂製のスプリングガイドを外します。
このパーツを指で支え、ダミーボルトを前方へ移動させれば外れます。
これで、ダミーボルトがアッパーから外れます。
では、このダミーボルトをメカボックス上部にあてがい、変形などを確認します。
変形などがありましたら、ラジオペンチなどでやさしく修正してあげましょう。
ストッパーへの当たりも左右共に確認します。
このストッパーに引っ掛かる部分が張り出しすぎても作動不良に繋がりますので
様子を見て調整してください。
次にチャージングレバー裏側の塗装を落とします。
この個体はこの裏側の塗装が仇となって作動不良に繋がっていたようです。
同じく、レバーの両サイドの溝の塗装もはがします。
ここも抵抗が大きかったようです。
各パーツをキレイにして組み上げるのですが、ここでシリコンオイルを使うのは厳禁です。
よく、鉄部同士のの抵抗を下げるのにシリコンオイルを使う方が多いのですが、
こういった部分に使用すると、逆に抵抗となってしまいます。
そこで！使うのがBELRAY製6in1です。
簡単に言うと、高級な潤滑材ですね。詳しい効能は割愛させて頂きますが、
樹脂も痛めず、シリコンオイルよりも粘性が低いので、こういった部分には最適です。
耐水性もあるのでリチウム系グリスの粘性を下げる時に使ったりもしています。
アッパーレシーバー内のダミーボルトが干渉する部分に6in1を塗ります。
チャージングレバーの裏側と両サイドのレール部分にも同様に塗ります。
あとは分解の逆の手順で組み上げます。
すると！
さっきまで、あんなにギシギシいっていたチャージングモーションが
スムーズに行えるようになりました！
ボルトリリースもチャキーンときっちりと動くようになりました。
(静止画じゃわからないですよね・・・)
意外と同様な事例でお困りの方もいるようですので、ぜひお試しを！
また自分ではチョット・・・という方は、当店でも作業を随時承っておりますので
なんなりとお問い合わせ下さい。
では、今回はこのへんで。
ピークアーマメントのウェブショップでは現品特価処分コーナー
Blow outコーナーを開設しております。
こちらに掲載の商品は完全売り切りの大特価商品となっております。
完売となり次第、終了となります。
皆様からの御注文をお待ちしております。
今回は珍しくカスタムというかメンテナンスを御紹介したいと思います。
今回の患者さんはVFC製XCRです。
この本体は当店で購入頂いたものでして、お客様から「チャージングハンドルが重く、
ボルトリリースレバーをリリースしても完全にダミーボルトが閉まらない」という症状です。
たしかに、こういう状態は気持ちよくありませんね。
やっぱり、チャキーンと閉じてくれないと！
では、さっそく分解してみましょう。
アッパーとロアレシーバーはテイクダウンピンのみで上下分割可能です。
今回はアッパーレシーバーのみの作業ですので、ロアーはどっかに行って頂きます。
では、アッパーでの作業がやりやすいようにアウターバレル/チャンバーａｓｓｙを取り外します。
アウターバレルガスチューブ一式は前方から抜きます。
次にシェルディフレクターを外します。
反対側に移りまして、チャージングハンドルのノブを外します。
ノブの上下にあるイモネジを緩めると外れます。
次に、このノブの軸となっているシャフトを外すのですが、少しレバーを引くと
アッパー側の溝に切り欠きがあるので、そこで、シャフトをアッパー内側へ回しながら押し抜きます。
はい。誰ですか？「指太ぇ」って言ったのは？
このシャフトが抜けましたら、チャージングレバーを後方へ抜きます。
するとアッパー側の溝からスプリングが出てくるので飛ばさないように抜きます。
次にスプリングを固定していた樹脂製のスプリングガイドを外します。
このパーツを指で支え、ダミーボルトを前方へ移動させれば外れます。
これで、ダミーボルトがアッパーから外れます。
では、このダミーボルトをメカボックス上部にあてがい、変形などを確認します。
変形などがありましたら、ラジオペンチなどでやさしく修正してあげましょう。
ストッパーへの当たりも左右共に確認します。
このストッパーに引っ掛かる部分が張り出しすぎても作動不良に繋がりますので
様子を見て調整してください。
次にチャージングレバー裏側の塗装を落とします。
この個体はこの裏側の塗装が仇となって作動不良に繋がっていたようです。
同じく、レバーの両サイドの溝の塗装もはがします。
ここも抵抗が大きかったようです。
各パーツをキレイにして組み上げるのですが、ここでシリコンオイルを使うのは厳禁です。
よく、鉄部同士のの抵抗を下げるのにシリコンオイルを使う方が多いのですが、
こういった部分に使用すると、逆に抵抗となってしまいます。
そこで！使うのがBELRAY製6in1です。
簡単に言うと、高級な潤滑材ですね。詳しい効能は割愛させて頂きますが、
樹脂も痛めず、シリコンオイルよりも粘性が低いので、こういった部分には最適です。
耐水性もあるのでリチウム系グリスの粘性を下げる時に使ったりもしています。
アッパーレシーバー内のダミーボルトが干渉する部分に6in1を塗ります。
チャージングレバーの裏側と両サイドのレール部分にも同様に塗ります。
あとは分解の逆の手順で組み上げます。
すると！
さっきまで、あんなにギシギシいっていたチャージングモーションが
スムーズに行えるようになりました！
ボルトリリースもチャキーンときっちりと動くようになりました。
(静止画じゃわからないですよね・・・)
意外と同様な事例でお困りの方もいるようですので、ぜひお試しを！
また自分ではチョット・・・という方は、当店でも作業を随時承っておりますので
なんなりとお問い合わせ下さい。
では、今回はこのへんで。
ピークアーマメントのウェブショップでは現品特価処分コーナー
Blow outコーナーを開設しております。
こちらに掲載の商品は完全売り切りの大特価商品となっております。
完売となり次第、終了となります。
皆様からの御注文をお待ちしております。
UTAS UTS-15
トルコの銃器メーカーUTASが販売するポンプアクション式ショットガンUTS-15
バレル上部に２本のチューブ状マガジンを持ち、それぞれに１２ゲージの弾を７個づつ収納可能。
またメインボディは強化型ポリマー樹脂を使用し、軽量かつコンパクトになった。
これにより他のショットガンよりマズルジャンプを抑え、命中率も向上しているとの事。
ボディ上部にはピカティニーレールを備え、光学機器などの装着を可能とし、
法執行機関などから、タクティカルショットガンとして注目を浴びているそうです。
ピークアーマメントのウェブショップでは現品特価処分コーナー
Blow outコーナーを開設しております。
こちらに掲載の商品は完全売り切りの大特価商品となっております。
完売となり次第、終了となります。
皆様からの御注文をお待ちしております。
