VFC M4ES Stingerの調整

本日は当ブログでもお馴染みのVFC M4ES スティンガーの調整内容を御紹介致します。

先日、御紹介したM4ES エスコートと並びM4ESラインナップの中でも人気のモデルです。

VFC M4ES Stingerの調整

今回は本体を当店にてお買い上げ頂き、同時に内部調整も御依頼頂きました。

では早速、分解しましょう。
メカボックスを取り出します。
VFC M4ES Stingerの調整
画像では分かり辛いと思いますが、シリンダーに打痕がありました。


メカボックスを開けます。
VFC M4ES Stingerの調整
シリンダーの打痕からピストンなどを点検しましたが、異常はありませんでした。

今回はVFCのスプリングテンション式のギヤのままで調整となります。
メカボックス内のギヤ、シリンダーassy、スイッチassyなど全てを取り出して清掃し、各部点検を行います。

軸受はしっかり固定されていましたが、接着剤のはみ出しが多かったので、軸受け周辺とピストンレール部分を研磨いたしました。

ギヤの噛み合わせを確認してから組み込みます。
スプリングテンションによりシム調整は不要と考えがちですが、べベルギヤは通常のシム式ですので、ピニオンとスパーギヤとのクリアランスを調整しながら組込みました。

以上でメカボックス内部の調整は完了です。
VFC M4ES Stingerの調整
シリンダーはインナーバレル長に見合ったサイズに変更しました。

今回は0.2g BB弾で92m/sあたりを御希望でしたので、サブゼロのS80スプリングを使用しました。

メカボックスをレシーバーに組込んで動作確認を行います。
VFC M4ES Stingerの調整
今回もZOILグリスを使用したのですが、やはり動作音が静かになっているのが確認できました。

次にインナーバレル、チャンバーの点検です。
VFC M4ES Stingerの調整
インナーバレルは海外製の中でも充分な精度を持っています。

各部、清掃し組み上げて完成です。
VFC M4ES Stingerの調整


弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
VFC M4ES Stingerの調整
最高で92.96m/s、10発平均で92.33m/sとなりました。

以上、今回はVFC製M4ES スティンガーの調整内容を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。


VFC M4ES Stingerの調整
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。




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2014年06月10日 Posted by PEAK  at 12:00 │メンテナンス