キングアームズ M4A1の調整
今日はColt社のライセンスを受けたキングアームズのM4A1の調整について御紹介致します。
全体的なバランス、刻印など飽きの来ないデザインですね。
一通り、弄った方も最終的にはこの形に辿り着くのではないでしょうか?
さて、今回は当店でお買い上げ頂いた、この製品の再調整ということで、
弾速をアップしたいとの事で、メカボックス内部の見直しを行いました。
現状の参考データとしては0.2gBB弾で平均84m/s、サイクルが13発程度です。
スプリングの音も若干、気になります。
では、分解してみましょう。
オーソドックスなVer.2メカボックスです。
7mmベアリングを採用しています。
無駄な肉抜きがないので、耐久性も高いのではないかと思います。
メカボックスを開けます。
使用頻度も少なかったせいか、比較的きれいな状態です。
以前の調整で、ModifyのS90スプリングが使用されていました。
また、インナーバレル長が365mmに対し、フルサイズシリンダーを使用しているために
スプリングの張力に対し、若干低めの初速となっていたようです。
また2点可変式ピッチのスプリングなのでスプリングの外周がピストン内部に当たり
スプリング側が若干削れていました。
各部点検し、組み込んだ状態です。
接点グリスが汚れていたので、清掃し再塗布しました。
インナーバレルの交換はしないので、シリンダーを独自の方法にて加速タイプに変更しました。
さらにピストンヘッドの強度に問題があった為に、ベアリング付アルミピストンヘッドに交換しました。
同時に、シリンダー内径に適正なOリングへ変更しました。
スプリングはサブゼロのS90を使用しています。
次に、インナーバレルとチャンバーの点検を行います。
お客様にて、ホップパッキンを交換されたようでしたが、インナーバレルの組み込み時に
パッキンを押し込み過ぎた影響でBB弾の給弾側が捲れていました。
チャンバー、インナーバレル、パッキン、各部のクリアランスを確認します。
インナーバレル側のHOP窓にバリがあったので、手ヤスリにて整えました。
ホップが最大になった状態をチャンバー側から確認し、出っ張りが真っ直ぐかどうか確認します。
以上で、内部の調整は完了です。
各パーツを組み上げて、弾速の確認です。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用し
ホップを全開放状態で計測します。
最高で95.3m/s 10発平均93.4m/sとなりました。
リポ7.4vバッテリーでのサイクルは15.7発です。
同時にスプリングの伸びる時に発生していた音は動作中に気にならない程度となりました。
以上、当店のKing Arms製 M4A1の調整を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。
今回の調整でも使用したSUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
全体的なバランス、刻印など飽きの来ないデザインですね。
一通り、弄った方も最終的にはこの形に辿り着くのではないでしょうか?
さて、今回は当店でお買い上げ頂いた、この製品の再調整ということで、
弾速をアップしたいとの事で、メカボックス内部の見直しを行いました。
現状の参考データとしては0.2gBB弾で平均84m/s、サイクルが13発程度です。
スプリングの音も若干、気になります。
では、分解してみましょう。
オーソドックスなVer.2メカボックスです。
7mmベアリングを採用しています。
無駄な肉抜きがないので、耐久性も高いのではないかと思います。
メカボックスを開けます。
使用頻度も少なかったせいか、比較的きれいな状態です。
以前の調整で、ModifyのS90スプリングが使用されていました。
また、インナーバレル長が365mmに対し、フルサイズシリンダーを使用しているために
スプリングの張力に対し、若干低めの初速となっていたようです。
また2点可変式ピッチのスプリングなのでスプリングの外周がピストン内部に当たり
スプリング側が若干削れていました。
各部点検し、組み込んだ状態です。
接点グリスが汚れていたので、清掃し再塗布しました。
インナーバレルの交換はしないので、シリンダーを独自の方法にて加速タイプに変更しました。
さらにピストンヘッドの強度に問題があった為に、ベアリング付アルミピストンヘッドに交換しました。
同時に、シリンダー内径に適正なOリングへ変更しました。
スプリングはサブゼロのS90を使用しています。
次に、インナーバレルとチャンバーの点検を行います。
お客様にて、ホップパッキンを交換されたようでしたが、インナーバレルの組み込み時に
パッキンを押し込み過ぎた影響でBB弾の給弾側が捲れていました。
チャンバー、インナーバレル、パッキン、各部のクリアランスを確認します。
インナーバレル側のHOP窓にバリがあったので、手ヤスリにて整えました。
ホップが最大になった状態をチャンバー側から確認し、出っ張りが真っ直ぐかどうか確認します。
以上で、内部の調整は完了です。
各パーツを組み上げて、弾速の確認です。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用し
ホップを全開放状態で計測します。
最高で95.3m/s 10発平均93.4m/sとなりました。
リポ7.4vバッテリーでのサイクルは15.7発です。
同時にスプリングの伸びる時に発生していた音は動作中に気にならない程度となりました。
以上、当店のKing Arms製 M4A1の調整を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。
今回の調整でも使用したSUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
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