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 Posted by ミリタリーブログ  at 

次世代 CQB-R

今日は修理にてお預かりしている次世代CQB-Rの修理について御紹介したいと思います。

以前、定例会へ一緒に参加した際に通電不良により
動作不良を起こしていたのですが、色々症状を伺ってみると
次世代M4特有のピストンロックも頻発していたようです。

現地で確認した際にバッファーチューブ後端の接点がすでにつぶれており、
色々な事が予想されたので、いっそのこと前出し配線へしてみては?と提案させて頂きました。
中古で購入されたとのことで、中の状態も分からないので内部点検も含めお預かりしました。

これが潰れていた接点です。

詳しくは分かりませんが、ケーブルを押さえているストッパーのボルトが振動でゆるみ、
その影響でストックのストッパーが浮いた状態でストックの抜き差しを行った際に潰れてしまったようです。


では、点検の為にレシーバーからメカボックスを取り出します。



今回は配線の前出し加工を行うので、スイッチAssyも取り外します。

この個体はメカボックスを開ける際にギヤのガタつきがあったので、点検を行ったところ
軸受けがヘタっていましたので、純正の軸受けに変更します。


このCQB-Rは前期型ということもあり、セクターギヤが古いタイプでした。

最新型のセクターギヤへ変更します。
向かって左が旧型、同じく右側が新型です。


他のギヤも確認しましたが、取り立てて異常は見られなかったのでグリスアップを行いました。
また前出し配線へする為にスイッチ周りを分解し、ハンダのやり直しと接点の点検及びグリスアップを行いました。
ケーブルに関しては変にコストアップをしてもナンなので+側はそのまま使用し、-側のみ新たに引き直します。

前側へ引き直した状態です。

ケーブルとバッテリーをそのままコネクターにて繋ぐと次回の分解時に厄介となるので
ヨーロピアンコネクターにて中継を作ります。
また万が一、配線が外れた際にも短絡しないようバッテリー側のコネクターをメス側にしておきます。


シュリンクチューブで配線の保護を行い完成です。

このCQB-Rのオーナー様は今後リポバッテリーを使用するとの事なので
リポバッテリーにてテストを行い、快調に動作する事を確認致しました。

今回の作業は基本作業料金プラス7000円程度で作業を承ります。
次世代M4ユーザーの皆様、如何でしょうか?






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2012年11月30日 Posted by PEAK  at 20:15Comments(0)メンテナンス