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 Posted by ミリタリーブログ  at 

UMAREX G36CVの調整

本日はUMAREX G36のCVモデルの修理とメンテナンス内容を御紹介致します。




このG36CVはダミーボルトが発射と連動する、いわゆる擬似的なブローバック機構を持ったモデルです。
今回はゲーム中にBB弾が発射されなくなったという事で修理と内部の点検をお申込み頂きました。
また命中精度と飛距離向上の為にインナーバレルの交換と長掛けホップへ変更する事になりました。


では、メカボックスを取り出します。

メカボックスの取り出しは至って簡単です。


メカボックスを開けます。

ピストンの後端が破損していました。
他の部分に関しては何度か修理しているという事と、お客様ご自身でメンテナンスを行ったという事で、きれいな状態でした。


ピストンはポリカーボネイト製の物に交換、ピストンの破片が飛散していたので全ての部品を取り外し、清掃とグリスアップを行いました。
軸受のグラつきもあったので、再度固定してからシム調整を行いました。
今後の運用と故障の事も考え、当方の提案からブローバック機構はキャンセルする事にしました。

以上でメカボックス内の作業は完了です。



次にチャンバーとインナーバレルを分解します。

インナーバレル、チャンバー共に土や埃の浸入が多く見受けられました。


チャンバー内の清掃と加工を行いまして、長掛ホップ仕様としました。



以上で、作業は完了です。






弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。


最高で94.8m/s、10発平均で93.9m/sとなりました。


以上、今回はUMAREX G36CVの調整内容を御紹介致しました。



当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。


  

2014年10月14日 Posted by PEAK  at 14:33メンテナンス

CYMA AK47の調整

本日はCYMA製AK47の調整内容を御紹介致します。


このAK47はCYMAのCM028という品番でラインナップされており、
マルイ製のAK47のクローンとなります。

またCYMAにはCM042という品番のAK47もラインナップされていますが、こちらはかつてのVFC製AK47のクローンと言われています。
今回は購入店から直送という形式でお持ち込みとなりました。
依頼内容は以下の通りです。
・内部点検
・初速調整


では早速分解してみましょう。
メカボックスを取り出します。


メカボックスを取り出す工程はいずれのAKも同様です。

メカボックスを開けます。

ギヤなどには損傷はありませんでしたが、全体的に不完全な組立状態でした。

全パーツを取り外し、清掃後に下記の点検を行い、調整を致しました。

・ピストンレールとピストンが必要以上に干渉し、動作に抵抗があったのでピストンレールを研磨致しました。
・ピストンのラックギヤにバリが多数見受けられましたので、整形を行うと共に後端のギヤを切除致しました。
・軸受の受け部分にバリや成型不良があったので、整形し軸受けの固定を行いました。
・ノズルにもバリがありましたので、整形を行いました。
・シム調整後、各部グリスアップを行いました。
・ピストンリングの寸法が合っていなかったので、適正品に交換しました。

御希望の初速が0.2gBB弾で95m/sでしたので、ピストンウェイトを使用しサブゼロのS90を使用しました。

以上の作業を行いまして、メカボックスの作業は完了です。



次にインナーバレル、チャンバーの点検です。

インナーバレルは内外とも汚れていたので、清掃し、点検を行いました。
チャンバーは問題ありませんでしたが、パッキン等は交換を行いました。


以上の作業をもちまして、完成となります。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。


最高で95.11m/s、10発平均で94.3m/sとなりました。


以上、今回はCYMA製AK47の調整内容を御紹介致しました。



当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。


  

2014年09月18日 Posted by PEAK  at 12:03メンテナンス

HK416D DEVGRUの調整

本日は当ブログで初登場となる、東京マルイ製次世代 HK416D DEVGRUカスタムの調整を御紹介致します。


御存知かと思いますが、HK416のデブグルカスタムは東京マルイ製次世代電動ガンの最新モデルとなります。


今回は以前、調整を依頼頂いたお客様からお知り合いの方の分としてお持ち込み頂きました。
私共で調整させて頂いた本体が大変調子が良く、同じ内容で作業して欲しいとの事でした。
大変、有り難い御紹介を頂きまして深く御礼申し上げます。

調整内容は以下の通りです。
・各部点検
・初速を0.2gBB弾にて95m/s
・各ギヤを全交換
・軸受をステンレスタイプへ交換


では早速、分解致します。
メカボックスを取り出します。

発売間もないという事もありますが、使用期間も大変短い為に内部もきれいな状態でした。


メカボックスを開けます。


各部清掃を行い、点検しましたが、異常はありませんでした。
軸受をステンレスタイプに変更し、各ギヤの交換と同時にシム調整を行いました。

ピストンレールを研磨し、ピストン後端のラックギヤをカットを行いました。
タペットプレートの摩耗や変形の度合いを減少させる為にタペットプレートスプリングの交換を行いました。
次世代M4シリーズ特有のセミ使用時のロックを回避する加工も行いました。

各部グリスアップを行いまして、メカボックスの内部は完成です。



ロアレシーバーとバッファーチューブを組み込んで動作確認を行いました。



次にチャンバー、インナーバレルの点検です。

こちらも使用頻度が殆どない為に、清掃後、点検を行いまして終了です。


以上の作業をもって、全て作業は完了です。




弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。


最高で95.2m/s、10発平均で94.8m/sとなりました。


以上、今回は東京マルイ製HK416D DEVGRUカスタムの調整内容を御紹介致しました。



当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。


  

2014年09月07日 Posted by PEAK  at 12:00メンテナンス

Magpul PDR-Cの調整

本日はMAGPUL PDR-Cの調整を御紹介したいと思います。

先日、当ブログにて御紹介したところ、たくさんのお問い合わせや依頼を頂きました。
この場を借りまして、深く御礼申し上げます。



今回のPDRは本体を私共にて購入頂き、同時に内部調整をお申込み頂きました。
モーターはお客様のリクエストでマルイ EG1000へ変更する事になりました。

では早速、分解します。

今回は新品未動作品ですので、万が一の事を考慮して動作させる前に分解をしました。


メカボックスを開けます。

今回は極端に短いスプリングではなく、適正な長さのスプリングでしたが、巻き数が多かった為に不採用としました。


前回と同様にエアシールノズルの動作が渋く、タペットプレートがスムーズに動作しませんでした。

原因は画像中央のタペットプレートスプリングの干渉です。
曲げ角度を調整する事で、格段に動作が変わります。

メカボックス内の部品を全て取り外し、清掃、点検を行いました。
スパーギヤのメカボックスへの干渉は、今回も見受けられましたので、研磨にて解消しました。
シリンダーもフルサイズでしたので、インナーバレル長に見合う容積に加工を行いました。
マイクロスイッチ内部も点検し、接点焼け防止処理を行いました。
ピストンレールなど、バリや抵抗となる個所は研磨を行いました。


給弾ルートも研磨致しました。

以上で、メカボックスの作業は完了です。

チャンバー、インナーバレルの点検です。

パッキンは純正品を使用し、ホップのリフト量を適正にテンショナーを加工致しました。
ホップダイヤルのテンションが弱いので、Oリングを追加してあります。
インナーバレルはバリを除去し、清掃して完了です。


以上で、作業はすべて完了です。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.4m/s、10発平均で94.88m/sとなりました。


以上、今回はPTS製PDR-Cの調整内容を御紹介致しました。


現在、ピークアーマメントでは夏のキャンペーン第二弾としまして、
「東京マルイ製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を開催しております。


このキャンペーンは大変好評を頂いている私共の内部調整や修理などの基本作業料金が
20%OFFとなる大変お得なキャンペーンです。

今までは「次世代電動ガン」「コンパクト電動ガン」など、カテゴリーを分けて
開催しておりましたが、今回よりお客様からの御要望を受けまして
「東京マルイ製」全般という事に変更致しました。

キャンペーン期間:2014年8月11日より2014年8月31日
なお、受付期間は当方に8/31までに到着分とさせて頂きます。

作業内容につきましては
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎しております。

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・
また、最近当方にて人気のホップの長掛加工や次世代M4シリーズの
リコイルユニットのオミットなどなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して東京マルイ製電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?


1.納期について
基本的にお申込み頂き、こちらに本体が届いた順番に作業を行っております。
納期のお問い合わせ頂いた時と、本体がこちらに届いた時では納期が大幅に異なる場合がございます。
具体的な納期についてはこちらに本体が届いた段階でお知らせ致します。
また交換部品のお取り寄せなどにより、納品の順番が異なる場合もございます。


2.部品のお持ち込みについて
「この部品を組込んで欲しい」など、お手持ちの部品のお持ち込みを歓迎しております。
内部パーツなどによっては御希望の性能にそぐわない場合もございます。


3.本体のお持ち込みについて
本体を発送するのが困難な場合や、近くなので直接会って手渡ししたいなど、
直接のお持ち込みも歓迎しております。
日中は不在な場合もございますので、予め御出で頂く日時をお問い合わせ下さい。
また夜間に関しましても柔軟に対応しておりますので、お問い合わせ下さい。


4.お申込みついて
様々なお問い合わせや作業可能か否かの内容について、どう記載してよいか分からない場合は下記の内容に基づいてメールもしくは電話にてお問い合わせ下さい。

1. 本体の名称(機種の名称を具体的にお知らせ下さい)
2. 新品、中古
3. 現在、動作している、していない
4. 不調、快調 (不調の場合、どのような状況か詳しくお知らせ下さい)
5. 御希望の初速 (0.2g弾で銃刀法規制値の範囲内)
6. 基本の内部調整以外に御希望の作業がありましたらお知らせ下さい。
7. 部品のお持込み 有/無 ※有る場合、部品の名称をお知らせ下さい。

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


誠に恐れ入りますが、作業の関係上、キャンペーン期日前に受付数量が
40丁に達し次第、受け付け終了とさせて頂きます。
何卒、御了承下さい。

皆様のお問合せをお待ちしております。



  

2014年08月24日 Posted by PEAK  at 12:03メンテナンス

PTS MASADAの調整

本日はお馴染みのPTS製MASADAの調整を御紹介致します。



今回の依頼内容は以下の通りです。
・内部の点検
・0.2gBB弾にて94m/sくらい
・メカボックス内部のオーバーホールを含めた調整
・異音がする

リポバッテリーにて幾度かゲームにしようしていたそうで、
マイクロスイッチ内部の点検も承りました。

では早速、分解します。
メカボックスを取り出します。

モーターはお客様ご自身でマルイEG1000Sモーターに変更されていました。


メカボックスを開けます。

ゲームに使用されていたとの事でしたが、内部のパーツに主だった損傷もなく、綺麗な状態でした。

点検の為、内部の部品を全て取り外し、清掃した後に点検を行います。

シリンダーはフルサイズでしたので、加速仕様に加工を行いました。
軸受は一度、取り外し清掃後に固定し直しました。

マイクロスイッチの点検を行いました。

こちらも大きな損傷もなかったので、清掃後、グリスアップを行いました。


各部グリスアップを行い、メカボックスの作業は完了です。



モーターマウントとスプリングを取り付けて動作確認を行いました。

マイナス側のケーブルが短かったので、ケーブルを交換しました。
今回はSUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。

動作音も低くなり、レスポンスも安定しております。


次にチャンバー、インナーバレルの点検を行います。

ホップテンショナーは以前にも御紹介したPRECISION TENSIONERが使用されており、
ホップ解放状態ながら、ホップが掛かる状態となっていました。

この対策にはパッキンを変更する以外にテンショナーを加工する方法がありますが、
MASADAの場合、マルイパッキンなどに交換するとパッキンのリップ部分に
BB弾が引っ掛かり、初速が低下する傾向があります。
この為、テンショナー側を加工する事で対策致しました。

インナーバレル、チャンバー内を清掃し、チャンバーブロックのガタを取りまして
全ての作業が完了致しました。




弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で93.8m/s、10発平均で92.94m/sとなりました。


以上、今回はPTS製MASADAの調整内容を御紹介致しました。


現在、ピークアーマメントでは夏のキャンペーン第二弾としまして、
「東京マルイ製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を開催しております。


このキャンペーンは大変好評を頂いている私共の内部調整や修理などの基本作業料金が
20%OFFとなる大変お得なキャンペーンです。

今までは「次世代電動ガン」「コンパクト電動ガン」など、カテゴリーを分けて
開催しておりましたが、今回よりお客様からの御要望を受けまして
「東京マルイ製」全般という事に変更致しました。

キャンペーン期間:2014年8月11日より2014年8月31日
なお、受付期間は当方に8/31までに到着分とさせて頂きます。

作業内容につきましては
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎しております。

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・
また、最近当方にて人気のホップの長掛加工や次世代M4シリーズの
リコイルユニットのオミットなどなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して東京マルイ製電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?


1.納期について
基本的にお申込み頂き、こちらに本体が届いた順番に作業を行っております。
納期のお問い合わせ頂いた時と、本体がこちらに届いた時では納期が大幅に異なる場合がございます。
具体的な納期についてはこちらに本体が届いた段階でお知らせ致します。
また交換部品のお取り寄せなどにより、納品の順番が異なる場合もございます。


2.部品のお持ち込みについて
「この部品を組込んで欲しい」など、お手持ちの部品のお持ち込みを歓迎しております。
内部パーツなどによっては御希望の性能にそぐわない場合もございます。


3.本体のお持ち込みについて
本体を発送するのが困難な場合や、近くなので直接会って手渡ししたいなど、
直接のお持ち込みも歓迎しております。
日中は不在な場合もございますので、予め御出で頂く日時をお問い合わせ下さい。
また夜間に関しましても柔軟に対応しておりますので、お問い合わせ下さい。


4.お申込みついて
様々なお問い合わせや作業可能か否かの内容について、どう記載してよいか分からない場合は下記の内容に基づいてメールもしくは電話にてお問い合わせ下さい。

1. 本体の名称(機種の名称を具体的にお知らせ下さい)
2. 新品、中古
3. 現在、動作している、していない
4. 不調、快調 (不調の場合、どのような状況か詳しくお知らせ下さい)
5. 御希望の初速 (0.2g弾で銃刀法規制値の範囲内)
6. 基本の内部調整以外に御希望の作業がありましたらお知らせ下さい。
7. 部品のお持込み 有/無 ※有る場合、部品の名称をお知らせ下さい。

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


誠に恐れ入りますが、作業の関係上、キャンペーン期日前に受付数量が
40丁に達し次第、受け付け終了とさせて頂きます。
何卒、御了承下さい。

皆様のお問合せをお待ちしております。  

2014年08月13日 Posted by PEAK  at 20:42メンテナンス

東京マルイ製電動ガンメンテナンスキャンペーン

日頃よりピークアーマメントのブログを御覧頂きまして誠にありがとうございます。

本日は夏のキャンペーン第二弾としまして、
「東京マルイ製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を御紹介致します。


このキャンペーンは大変好評を頂いている私共の内部調整や修理などの基本作業料金が
20%OFFとなる大変お得なキャンペーンです。

今までは「次世代電動ガン」「コンパクト電動ガン」など、カテゴリーを分けて
開催しておりましたが、今回よりお客様からの御要望を受けまして
「東京マルイ製」全般という事に変更致しました。

キャンペーン期間:2014年8月11日より2014年8月31日
なお、受付期間は当方に8/31までに到着分とさせて頂きます。

作業内容につきましては
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎しております。

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・
また、最近当方にて人気のホップの長掛加工や次世代M4シリーズの
リコイルユニットのオミットなどなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して東京マルイ製電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?


1.納期について
基本的にお申込み頂き、こちらに本体が届いた順番に作業を行っております。
納期のお問い合わせ頂いた時と、本体がこちらに届いた時では納期が大幅に異なる場合がございます。
具体的な納期についてはこちらに本体が届いた段階でお知らせ致します。
また交換部品のお取り寄せなどにより、納品の順番が異なる場合もございます。


2.部品のお持ち込みについて
「この部品を組込んで欲しい」など、お手持ちの部品のお持ち込みを歓迎しております。
内部パーツなどによっては御希望の性能にそぐわない場合もございます。


3.本体のお持ち込みについて
本体を発送するのが困難な場合や、近くなので直接会って手渡ししたいなど、
直接のお持ち込みも歓迎しております。
日中は不在な場合もございますので、予め御出で頂く日時をお問い合わせ下さい。
また夜間に関しましても柔軟に対応しておりますので、お問い合わせ下さい。


4.お申込みついて
様々なお問い合わせや作業可能か否かの内容について、どう記載してよいか分からない場合は下記の内容に基づいてメールもしくは電話にてお問い合わせ下さい。

1. 本体の名称(機種の名称を具体的にお知らせ下さい)
2. 新品、中古
3. 現在、動作している、していない
4. 不調、快調 (不調の場合、どのような状況か詳しくお知らせ下さい)
5. 御希望の初速 (0.2g弾で銃刀法規制値の範囲内)
6. 基本の内部調整以外に御希望の作業がありましたらお知らせ下さい。
7. 部品のお持込み 有/無 ※有る場合、部品の名称をお知らせ下さい。

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


誠に恐れ入りますが、作業の関係上、キャンペーン期日前に受付数量が
40丁に達し次第、受け付け終了とさせて頂きます。
何卒、御了承下さい。

皆様のお問合せをお待ちしております。
  

2014年08月10日 Posted by PEAK  at 17:10メンテナンス

Magpul PDR-Cの調整

本日は先日まで開催していた「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」にお申込み頂いた本体の中で最も依頼の多かったPDR-Cの調整内容を御紹介したいと思います。


PDRは以前にも御紹介した事がございますが、独特な構造により他機種と比べて異なる点が多々あります。
分解については慣れてしまえば、構成部品も少ないので意外と簡単に分解組立が行えます。


今回の御依頼内容は下記の通りです。

・内部の点検及び調整
・タペットプレートの調整ならびにタペットスプリング交換
・HOP部の改修
・モーターの交換
・配線の引き直し
・スイッチ摩耗対策
・スプリングガイド交換

交換する部品はお客様にお持ち込み頂きました。

では、メカボックスを取り出します。

以前の仕様とモーターの色が異なります。


メカボックス後端からスプリングとガイドを取り外します。

極端に短いスプリングが使用されていました。


メカボックスを開けます。

全てのパーツを取り外し、清掃後に点検を行いました。


シリンダーヘッド後方からの画像

画像でも分かるように、ダンパーの穴位置がずれています。
ダンパーを剥がして作業すると密着具合に問題が起きるので、ポンチにて穴を拡大しダンパーの穴位置を修正致しました。


この画像はスパーギヤの当たりを考慮してメーカーが切削した箇所です。

まず、緑の丸の中にあるのがスパーギヤの回転によりできた傷です。

では、なぜこのようになったのか、実際にスパーギヤを載せて調べてみたところ、
メーカーで施した加工が、メカボックスの底面(赤丸と赤丸の間)まで加工されていなかった為に
その部分にスパーギヤの歯が当たり、斜めに回転していたようでした。
この部分の加工は困難かつ、メカボックスの肉厚が薄い部分なので、ひび割れ等を
懸念し、0.3mmのシムを入れる事で回避しました。

また、2個の赤丸の箇所は、この角の部分にスパーギヤの歯先が干渉していました。
この角部は研磨にて当たりを解消しました。

スパーギヤは当たっていた箇所が多かったので、ベアリング式の軸受のアウターとインナーのガタを点検致しました。


次にマイクロスイッチ内の点検を行いました。

接点部分の焼けや摩耗はありませんでしたので、接点グリスを塗布して完了です。


今回、お客様から指示された「タペットプレートの調整ならびにタペットスプリング交換」を行いました。
確かにタペットプレートがセクターギヤによって後方へ引かれる際に出来る変形はありました。
お客様はタペットプレートのリターンスプリングのテンションが強いのではないか?という事で
別途、スプリングをお持ち込み頂きましたが、この変形については別に原因があるとみて、
タペットプレートとシリンダーassyを組み込んだ状態で動作確認をしたところ、
ノズルを前方から指で押してみると、中程からスプリングのテンションとは異なる抵抗がありました。


赤線で囲われた部分にタペットプレートスプリングが干渉し、2段階的なテンションをタペットプレートにかけていたようです。
特にタペットプレート側に引っ掛けるスプリング側の曲げが甘かったのが主な原因です。
他にもノズル内径とシリンダーヘッドパイプの内径差が少ないのもタペットプレートの動作に抵抗を作っていました。
スプリングの曲げとシリンダーヘッドパイプの加工を行い、お持ち込み頂いたスプリングへ交換して完了です。

今回、0.2gBB弾 ホップ解放状態で95m/s位を御希望とのことでしたので、
SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。

モーターはEG1000Sへ変更、シリンダーはインナーバレル長に合わせて加工、
給弾ルートとピストンレールは研磨を行い、配線もお持ち込み頂いた物へ変更しました。

以上でメカボックスの作業は完了です。


続いて、チャンバーとインナーバレルの点検です。

インナーバレル、チャンバーは清掃を行いました。
ホップテンショナーはお持ち込み頂いた製品へ変更、パッキンについてはマルイ製の物を
お持ち込み頂きましたが、チャンバーの形状に見合っていなかった為に組込みを断念しました。


ホップダイヤルが緩く、動作時に緩む恐れがあったので、Oリングを変更しました。



スイッチ接点の焼けを懸念し、SBDをお持ち込み頂いたのでレシーバーにメカボックスを
取り付けた後に装着しました。



バッテリーはイーグルフォース製EA 7.4V 40C+αリポバッテリー 1850mAh ミニSタイプを使用しました。

キャパシティ値が高く、信頼性の高い製品です。


以上で、全ての作業が完了致しました。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.1m/s、10発平均で94.88m/sとなりました。


以上、今回はPTS製PDR-Cの調整内容を御紹介致しました。

私共では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお問い合わせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。

  

2014年08月05日 Posted by PEAK  at 20:35メンテナンス

E&C M4A1の調整

本日はE&C製M4A1の調整内容を御紹介致します。



E&Cというブランドはあまり聞きなれない名称ですが、M4系など幾つかのラインナップを展開しているメーカーで、私共でも初の調整作業となりました。

今回は購入後、数回ゲームに使用したとの事で、オーバーホールを兼ねて調整を依頼頂きました。

早速、分解してみましょう。

メカボックスを取り出します。

分解についてはオーソドックスな方法で、アンビセレクター、ボルトストップ機構のついたM4と同じです。

中国産ならではの本体ですが、比較的、パーツ構成は良い部品が使用されていました。

メカボックスを開けます。


グリスは乾燥して、潤滑効果は期待できません。
全ての部品を取り出し、清掃後に点検を行いました。

不具合の箇所は以下の通りです。

・セクターギヤの遊びが大きく、ピストンに複数の当たり傷がありました。
・ピストンへッドの歪み
・シリンダーヘッドのバンプラバーの剥がれ
・ノズルとシリンダーヘッドパイプのクリアランス大
・ピストンレールとピストンの干渉

以上の状態により、シリンダーヘッド、ピストン、ピストンヘッド、ノズルを交換しました。
メカボックス側のピストンレールを研磨致しました。

シム調整を行い、各部グリスアップしてメカボックスの調整は完了です。


今回、0.2gBB弾 ホップ解放状態で95m/s位を御希望とのことでしたので、
SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。

ロアレシーバーとグリップを取り付けて動作確認を行いました。

調整前と比べてギヤノイズや振動が低減しました。


次にチャンバー、インナーバレルの点検と清掃を行います。

各部の汚れやバリはあるものの、部品としてはよく出来た物を使用していました。
パッキンはマルイ製の物に変更しました。

以上で完成です。




弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.6m/s、10発平均で95.33m/sとなりました。


以上、今回はE&C製M4A1の調整内容を御紹介致しました。

私共では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお問い合わせください。
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SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
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2014年08月01日 Posted by PEAK  at 17:56メンテナンス

VFC HK416Cの調整

本日最終日となったピークアーマメントの「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」に
お申込み頂いたVFC製HK416Cの調整内容を御紹介致します。


VFCのHK416Cは当方にたくさんのお申し込みを頂いている機種で、
ノーマルの特性を活かした調整は大変好評を頂いております。

今回はゲームに使用している本体のオーバーホールをお客様ご自身でされたのですが、
初速が低下してしまったとの事で、私共にお申込み頂きました。


では早速、メカボックスを取り出します。



メカボックスを開けます。

お客様、御自身で内部に手を入れているせいか、グリスもちゃんと塗られています。

メカボックス内の部品を取り外し、清掃後、点検を行いました。
主だった損傷もありませんでしたが、ピストンレール部分は若干の抵抗が感じられましたので、
ピストンがスムーズに動作するように研磨を行いました。

またシム調整については、お客様からのご要望でスプリングテンション式から
通常のシム調整式に変更致しました。

ギヤのカラーについては私共のオリジナル部品です。


各部グリスアップを行いまして、メカボックス内の作業は完了です。

シリンダーグリスは先日も御紹介したSHOWA製サスペンショングリスを使用しています。
ギヤ周りはZOILグリスを使用しました。

今回は0.2gBB弾 ホップ解放状態で95m/s位を御希望とのことでしたので、
SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。


ロアレシーバーとグリップを装着して動作確認を行いました。

純正特有のギヤノイズが減少しました。


次にチャンバー、インナーバレルの点検を行います。

これはお客様ご自身で交換されたPROWIN製のチャンバーです。


チャンバーを分解します。

チャンバーの精度は高く、パッキンについても非常に高価なパーツです。
ですが、お客様の御依頼内容でもある、初速低下の主な原因はこのパーツの選定にありました。
カスタムパーツはそれぞれにコンセプトに基づいて製作された物なので、カスタムパーツの
組み合わせによっては、思った性能にならない場合があります。


今回は性能を重視し、チャンバーはノーマルへ戻すことにしました。
コネクター、配線の被覆を修正し、完成となりました。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.1m/s、10発平均で94.69m/sとなりました。


以上、今回はVFC製HK416Cの調整内容を御紹介致しました。


現在、ピークアーマメントでは「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を開催しております。

既にお馴染みとなった、このキャンペーンは御使用中の電動ガンのリフレッシュや未調整の電動ガンのメンテナンス等、様々な作業を特価にて御利用頂けるキャンペーンです。



キャンペーン期間は本日2014年7月31日のお申し込み分まで!

基本作業内容
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎!
初速低下によるスプリング交換のみであれば¥3800~作業可能です。

海外製電動ガンを購入したが、イマイチ調子が悪い、

もしくは内部の状態が分からず不安を感じる・・・

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・

などなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


皆様のお問合せをお待ちしております。


SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。

  

2014年07月31日 Posted by PEAK  at 12:00メンテナンス

D-BOYS AKS74の調整

本日は大変好評を頂いているピークアーマメントの「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」に
お申込み頂いたD-Boys製AKS74の調整内容を御紹介致します。




今回の依頼内容は内部調整に加え、サイクルの低下とバッテリーの消費量が増えた事への調査と修理として依頼頂きました。

では早速、分解します。

まずはメカボックスを取り出します。

D-BOYSのAKシリーズはメカボックスや、バレルASSYの取り出しが比較的簡単に行えます。


メカボックスを開けます。

グリスは固着して潤滑の役割はしていませんでした。
また極端に短いスプリングが使用されていました。

メカボックス内のパーツは全て取り外し、清掃と点検を行いました。
不具合のあった点は以下の通りです。
・シリンダーヘッドのダンパーの欠損
・初速調整によるノズルの穴開け
・ベベルギア軸の曲り
・スイッチ周りのハンダ付け不良

以上の部品は適正品に交換し、シム調整を行った後に各部グリスアップを行いました。


ピストンの滑りが悪かったので、レール部分はバリ取りと研磨を行いました。


次にチャンバーとインナーバレルの点検を行います。

パッキンがチャンバー内に固着していました。
チャンバーとパッキンが密着するのは良いのですが、インナーバレルとパッキンが密着していない為にエア漏れの一因となっていたようです。
またチャンバー、インナーバレル共に内部は非常に汚れていました。

各部清掃とパッキンを交換しました。


以上で、作業は完了です。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で93.4m/s、10発平均で92.86m/sとなりました。



以上、今回はD-BOYS製AKS74の調整内容を御紹介致しました。


現在、ピークアーマメントでは「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を開催しております。

既にお馴染みとなった、このキャンペーンは御使用中の電動ガンのリフレッシュや未調整の電動ガンのメンテナンス等、様々な作業を特価にて御利用頂けるキャンペーンです。



キャンペーン期間は本日より2014年7月31日のお申し込み分まで!

基本作業内容
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎!
初速低下によるスプリング交換のみであれば¥3800~作業可能です。

海外製電動ガンを購入したが、イマイチ調子が悪い、

もしくは内部の状態が分からず不安を感じる・・・

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・

などなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


皆様のお問合せをお待ちしております。


SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



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御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。


  

2014年07月22日 Posted by PEAK  at 12:01メンテナンス

MASADA CQBの調整

本日は当ブログでお馴染みのPTS製MASADA CQBの調整内容を御紹介致します。



今回の御依頼頂いた内容は以下の通りです。
・内部の点検及び調整
・10.5インチ・18インチバレルそれぞれに合わせた初速調整
・初速が低く、飛距離がでない

では早速、メカボックスを取り出します。

今回、お預かりしたMASADAはCQBタイプですが、これはお客様ご自身のパーツ交換によるもので、内部に関しては現在流通しているCQBバージョンとは異なる仕様です。


メカボックス後部からスプリングを取り出します。

御覧の通り、極端に短いスプリングを使用されていました。
このまま使用しているとピストンのトラブルを招きかねません。


メカボックスを開けます。

グリスに関しては問題ありませんでしたが、シムの調整具合により各ギヤの遊びが大きくなっていました。


配線の傷やスイッチ内部の点検を行いました。




シリンダーがフルサイズとなっていたので、10.5インチでの使用も考えて
加速シリンダーへ交換する事に致しました。


以前まで、シリンダー内のグリスは粘度の低いシリコングリスをブレンドして使用していましたが、
ブレンドの煩わしさを解消すべく、新たなケミカルを採用する事にしました。

SHOWA サスペンショングリス

このグリスはオートバイのサスペンションのオイルシールに使用するグリスで、
フリクションロスを低減させるだけでなく、Oリングの磨耗やかじりを防止する高性能グリスです。
もちろん、長期においても潤滑性能が低下する事はありません。
また一般的に販売されているシリコングリスをシリンダーグリスとして使用していた場合、
このグリスへ変更すると初速が向上する場合があります。

SHOWA サスペンショングリスは当方でも販売しておりますので、
御入用の方はメールにてお知らせ下さい。


シム調整を再度行い、各パーツを組込みます。

ピストン、とメカボックス側のピストンレールにバリが多数あり、抵抗となっていたので研磨を行いました。


メカボックス内の作業は完了です。

今回もギヤにはZOILグリスを使用しました。


ロアレシーバーにメカボックスを取り付けて動作確認を行います。

お預かりした状態と、明らかにギアノイズが低くなっています。
スプリングはサブゼロのS90スプリングを使用しました。


次にチャンバー、インナーバレルの点検を行います。

10.5インチ側に付いていたホップパッキンのリップ部分が裂けていました。
この要因はPRECISION TENSIONERというホップ改善部品に交換した際、
バレルの抜き差し時に当ててしまい、パッキンのリップ部分が裂けてしまったようです。

また、このPRECISION TENSIONERはMASADAの個体によりますが、
ホップ全解放時でもパッキンを押してしまっていることが多く、
常にホップが強く掛かってしまう症状となります。

このMASADAも同様な状態でしたので、テンショナーを短くする加工を行いました。




パッキンは10.5インチでの使用を考え、柔らかめのMASADA対応のパッキンを使用しました。

インナーバレル内もそれぞれ清掃を行いました。

以上で作業はすべて完了です。





弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

18インチバレル

最高で96.3m/s、10発平均で95.61m/sとなりました。

10.5インチバレル

最高で92.2m/s、10発平均で90.81m/sとなりました。


以上、今回はPTS製MASADA CQBの調整内容を御紹介致しました。


現在、ピークアーマメントでは「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を開催しております。

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基本作業内容
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎!
初速低下によるスプリング交換のみであれば¥3800~作業可能です。

海外製電動ガンを購入したが、イマイチ調子が悪い、

もしくは内部の状態が分からず不安を感じる・・・

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・

などなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


皆様のお問合せをお待ちしております。


SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
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2014年07月13日 Posted by PEAK  at 12:03メンテナンス

G3SAS HCの調整

本日は東京マルイ製ハイサイクルシリーズG3SASの調整内容を御紹介致します。



このG3SASは先日ご紹介したHK416のお客様から御依頼頂きました。

調整の内容は初速の低下による内部のオーバーホールという事でお引き受け致しました。

では、分解してみましょう。

メカボックスを取り出します。

G3SASはG3シリーズ同様、メカボックスの取り出しが容易でメンテナンス性にも優れています。
メカボックスの外観からは経年劣化的な消耗は見受けられませんでした。


メカボックスを開けます。

画像にはありませんが、ピストンの金属歯が削れていました。
またシリンダー内のグリスが無くなり、Oリングが偏摩耗を起こしていました。
試しにシリンダーヘッドを指で押さえ、ピストンを動かしてみたところ、空気の圧縮が弱く感じられましたので、ピストンごと交換を致しました。

他、全パーツを洗浄し、グリスアップを行いました。

各部点検を行い、部品を組み込みます。

今回は先日、開発が完了したばかりのサブゼロハイサイクル電動ガン用スプリングを組込みました。


グリップを取り付け動作確認を行います。

ハイサイクルシリーズはオイルレスメタル軸受を採用しておりましたので、
今回もZOILグリスを使用しました。


インナーバレル、チャンバーの点検を行います。

パッキンは変形していたので新品に交換しました。

インナーバレルを清掃して、組み上げます。

次に、お持ち込み頂いた際に依頼頂いた「アウターバレルの抜け落ち」を対策します。

動作中にアウターバレルを固定しているイモネジが緩み、アウターバレルがハイダーごと抜け落ちてしまうとの事でした。

分解してみたところ、アウターバレル固定用のイモネジを受ける部分がネジで押し潰される事で変形し、
ネジを締めこむと、アウターバレルを前方へ押し出す格好になっていました。

対策としましてアウターバレルに上下指定はないので、上下を逆にする事で
しっかりと固定する事が出来ました。
また固定用のイモネジも長いものに変更しネジロック剤にて固定しました。


以上で作業は完了です。




弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で94.66m/s、サイクルは20.4発/秒となりました。

以上、今回は東京マルイ製G3SAS HCの調整内容を御紹介致しました。


現在、ピークアーマメントでは「海外製電動ガンメンテナンスキャンペーン」を開催しております。

既にお馴染みとなった、このキャンペーンは御使用中の電動ガンのリフレッシュや未調整の電動ガンのメンテナンス等、様々な作業を特価にて御利用頂けるキャンペーンです。



キャンペーン期間は本日より2014年7月31日のお申し込み分まで!

基本作業内容
・メカボックス内清掃、グリスアップ
・各部点検
・適正スプリングへ交換
・インナーバレル点検、清掃
・チャンバー部点検
・分解組立
・初速確認

この作業に伴い、銃刀法規制値内で御希望の初速にて調整致します。
また同時に御希望のパーツの組込みや気になる部分の調整も可能です。
パーツの持ち込みも大歓迎!
初速低下によるスプリング交換のみであれば¥3800~作業可能です。

海外製電動ガンを購入したが、イマイチ調子が悪い、

もしくは内部の状態が分からず不安を感じる・・・

ちょっと使い込んでしまったので、そろそろメンテナンスを・・・

などなど、お問合せだけでも結構です。

このキャンペーンを利用して電動ガンのリフレッシュをしてみては如何でしょうか?

お問い合せやお申し込みはこちらからお問い合せ下さい。


皆様のお問合せをお待ちしております。


SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。

  

2014年07月08日 Posted by PEAK  at 12:00メンテナンス

次世代 HK416Dの調整

本日は次世代M4系の中でも調整依頼が多いHK416Dの調整内容を御紹介致します。



今回は1年ほど使用されて、初速の低下が見られたのでオーバーホールを含めた調整となりました。
また私共からの提案でホップの長掛けと軸受け及びギヤの交換も行う事になりました。

では早速、分解します。

メカボックスを取り出します。

使用状態が良かったのか、メカボックスの外観はきれいな状態でした。


メカボックスを開けます。

ピストンのレール部分に多少の汚れはあるものの、グリスの粘度に劣化などは見受けられませんでしたが、軸受けやギヤの交換を行うので全ての部品を取り外し、点検と清掃を行いました。
軸受はベアリングを使用し、新品の状態から脱脂を行い、グリスを圧入しました。
ギヤについては摩耗や変形が予想されるセクターギヤのみの交換となりました。
軸受が変更になったので全ギヤのシム調整を行いました。

シリンダーヘッドやピストンヘッドのOリングに摩耗や変形は無かったので清掃し、再度グリスアップを行い組み込みました。
ピストンとメカボックスのレール部分にロックを防止する加工と、ラックギヤの後端を切除致しました。
他の箇所もグリスアップを行い、メカボックスの調整は完成です。



次にホップの長掛け加工を行います。
今回もVFC製のインナーバレルを使用し、ファイヤーフライ製の押しゴムを使用し長掛けとしました。
チャンバーやパッキンはマルイ純正品を加工して使用しております。



完成したメカボックスをレシーバーにセットし、バッファーチューブを取り付けて動作確認を行います。

ベアリング軸受けとZOILグリスの使用により、純正の状態より静かな動作音となりました。


以上で、調整作業は完了です。


今回は0.25g BB弾ホップ解放状態で85m/sまでとの指示でしたので、
サブゼロのM80スプリングを使用しました。


弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。


最高で94.6m/s、10発平均で93.74m/sとなりました。

以上、今回は東京マルイ製HK416Dの調整内容を御紹介致しました。




当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。









  

2014年06月18日 Posted by PEAK  at 12:09メンテナンス

MASADA CQBバージョンの調整

本日は私共おいて調整依頼の最も多いPTS製MASADAを御紹介したいと思います。


大変人気のモデルですが、箱だし状態でのセットアップが外観に伴っていないケースが多く、
初期の頃に比べ、徐々に完成度は高くなりましたが、まだまだ本体価格に見合った性能を
持った個体は少なく、ホップの掛かりや極端に低い初速や異音など、お客様からご相談を頂く事が多々あります。

今回はCQBモデルに多くみられる「ホップが掛かり過ぎる」という点と内部に不安を感じるという事から御依頼頂きました。

では早速、分解してみましょう。

メカボックスを取り出します。

配線の被覆の破れなどはありませんでした。


メカボックスを開けます。

サバイバルゲームに一日使用しただけという事もあって、摩耗などは見当たりません。
画像には写っていませんが、スプリングは切断したままの所謂、ぶった切り状態の物が入っていました。

いつもの通り、メカボックスから全てのパーツを取り外して、点検と清掃を行いました。
ピストンレールの当たりが強かったのでメカボックス側を研磨しました。
軸受のベアリングがまっすぐ付いていなかったので、垂直に圧入し、固定しました。
またカットオフレバーがセクターギヤに干渉するので、カットオフレバーの表面を研磨しました。
シリンダー容積もインナーバレル長に対して適正ではなかったので、シリンダーを加速タイプに加工しました。


マイクロスイッチ内も点検し、グリスアップを行います。



以上でメカボックス内の作業は完了です。



メカボックスにモーターマウントを取り付けて動作確認を行います。

お預かりの状態から格段に静かな動作音になりました。


次にホップパッキンとインナーバレルの点検を行います。

お客様から「ホップ調整ダイヤルを一番戻した状態でもホップが掛かってしまう」という症状でしたので、
パッキンを点検したところ、枕部分が高いという事とリップの部分がちぎれていました。
ホップパッキンは適正品に交換し、インナーバレルはバリ取りと清掃を行いました。


次にチャンバー部分の点検を行います。

チャンバーとチャンバーブロックのガタは少なかったのですが、ホップの押しゴムが変形していたので熱を加えて整形しました。


以上で、作業は全て終了です。

今回は0.2g BB弾ホップ解放状態で95m/sまでとの指示でしたので、
サブゼロのS90スプリングを使用しました。


弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で94.88m/s、10発平均で94.25m/sとなりました。

以上、今回はPTS製MASADA CQBバージョンの調整内容を御紹介致しました。




当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
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2014年06月14日 Posted by PEAK  at 12:00メンテナンス

VFC M4ES Stingerの調整

本日は当ブログでもお馴染みのVFC M4ES スティンガーの調整内容を御紹介致します。

先日、御紹介したM4ES エスコートと並びM4ESラインナップの中でも人気のモデルです。



今回は本体を当店にてお買い上げ頂き、同時に内部調整も御依頼頂きました。

では早速、分解しましょう。
メカボックスを取り出します。

画像では分かり辛いと思いますが、シリンダーに打痕がありました。


メカボックスを開けます。

シリンダーの打痕からピストンなどを点検しましたが、異常はありませんでした。

今回はVFCのスプリングテンション式のギヤのままで調整となります。
メカボックス内のギヤ、シリンダーassy、スイッチassyなど全てを取り出して清掃し、各部点検を行います。

軸受はしっかり固定されていましたが、接着剤のはみ出しが多かったので、軸受け周辺とピストンレール部分を研磨いたしました。

ギヤの噛み合わせを確認してから組み込みます。
スプリングテンションによりシム調整は不要と考えがちですが、べベルギヤは通常のシム式ですので、ピニオンとスパーギヤとのクリアランスを調整しながら組込みました。

以上でメカボックス内部の調整は完了です。

シリンダーはインナーバレル長に見合ったサイズに変更しました。

今回は0.2g BB弾で92m/sあたりを御希望でしたので、サブゼロのS80スプリングを使用しました。

メカボックスをレシーバーに組込んで動作確認を行います。

今回もZOILグリスを使用したのですが、やはり動作音が静かになっているのが確認できました。

次にインナーバレル、チャンバーの点検です。

インナーバレルは海外製の中でも充分な精度を持っています。

各部、清掃し組み上げて完成です。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で92.96m/s、10発平均で92.33m/sとなりました。

以上、今回はVFC製M4ES スティンガーの調整内容を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



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2014年06月10日 Posted by PEAK  at 12:00メンテナンス

ARES UMPの調整

本日は私共のテスト機として活躍していたARES製UMPのオーバーホールを紹介したいと思います。



ARES製UMPはブローバックギミックを搭載したモデルで、
メインスプリングの交換が簡単という事で私共のサブゼロスプリングのテストに採用していました。


では、メカボックスを取り出します。


基本的な構造はver.3となりますが、マイクロスイッチやブローバックユニットなどにより、
従来のver.3メカボックスと細部が異なります。

メカボックスから全てのパーツを取り出します。

軸受けはメタルタイプで、思ったほどの摩耗はありませんでした。

ピストンやピストンヘッドにも損傷や摩耗はありませんでしたが、ピストンリングは新品へ交換しました。
またギヤにつきましても同様に摩耗は見当たらなかったので、清掃し、再度グリスアップを行いました。
マイクロスイッチ内も接点焼けはありませんでしたので、清掃とグリスアップを行いました。
シム調整を行い、メカボックスは完成です。

モーターについても若干のコミュ焼けがあったので、清掃後、ブラシを新品へと交換しました。

海外製という事もあり、各部の摩耗や損傷を懸念しておりましたが、
この個体は30,000発以上の発射においても、大きなダメージもなく、テスト機としての機能を充分に果たしてくれました。


次にチャンバー、インナーバレルの点検です。

パッキンの痛みや変形はありませんでしたが、念の為、マルイ製パッキンへ交換しました。
インナーバレル内の傷や変形もありませんでしたので、清掃して組み上げました。


以上で、各部のオーバーホールは完了です。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。


最高で93.77m/s、10発平均で92.91m/sとなりました。

以上、今回はARES製UMPの調整内容を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
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2014年05月30日 Posted by PEAK  at 12:21メンテナンス

MASADA CQBバージョンの調整

本日は現在、たくさんのお問い合わせを頂いているPTS製MASADAのCQB Ver.の調整内容を御紹介致します。

当ブログでも既に何回か御紹介している内容かと思いますが、
このエントリーは依頼頂いたお客様への作業報告を趣旨としておりますので、
予め御了承ください。



今回、依頼頂いたお客様は過去にもSVのMASADAを当方にて調整させて頂きましたが、
CQBモデルを購入されたとの事で、同様の内容にてお申込み頂きました。

作業内容は
・HOP機構の点検、調整
・メカボックス内の点検、調整
・初速調整

以上です。

では早速、分解します。

メカボックスを取り出します。

お馴染みのメカボックスです。
赤いノズルが特徴です。


メカボックスを開けます。


メカボックスから全てのパーツを取り外し、点検と清掃を行いました。
ギヤ自身は問題ありませんでしたが、シム調整ができていなかった為にスパーギヤとセクターギヤの面が当たっていました。
軸受けを固定し直し、シム調整を行います。
シリンダーヘッド周りの気密が怪しかったので、国産のOリングへ変更しました。
シリンダー容量がインナーバレル長に対し適正でなかったので、シリンダーに加工を行いました。
ピストンレール部分を研磨しました。

各部、グリスアップを行います。

次にマイクロスイッチを開け、グリスアップを行います。


以上の作業でメカボックス内は完了です。


今回は0.2gBB弾 ホップ解放状態で95m/s位を御希望とのことでしたので、
SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。

スプリングを組み、ロアレシーバーにメカボックスをセットして、動作確認を行います。

動作時のギヤノイズは大幅に軽減されています。


次はアウターバレルASSYからインナーバレルとパッキンを取り外し点検を行います。

MASADAのCQBモデルはSVと異なり、デフォルトでホップが掛かる傾向がありますので、
パッキン側に加工を行います。


次にアッパーレシーバーからチャンバーブロックを取り外し、横方向のガタ取りを行います。



パッキンと同様にホップの掛かりを考慮し、押しゴム側も加工を行います。

この加工はアウターバレルassyを装着する際に押しゴムの位置がずれる症状を
減少させる役割も持っています。


全てのパーツを組み上げて完成です。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.24m/s、10発平均で94.17m/sとなりました。

以上、今回はPTS MAGPUL製MASADA CQBの調整内容を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



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御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。

  

2014年05月21日 Posted by PEAK  at 14:11メンテナンス

次世代 RECEEライフルの調整

今回は当ブログでは初登場となる東京マルイ製 レシーライフルの調整内容を御紹介致します。


言わずも知れた次世代M4シリーズの中でも人気のモデルです。

今回、依頼頂いたお客様は以前にも当店で別の電動ガンを調整を含めて購入して頂いた
お客様で、RECEEライフルは新品にて調整を頂き、お持ち込み頂きました。

依頼内容は当方にてお勧めしている下記内容を御指示頂きました。

・高精度インナーバレルへの変更
・長掛ホップの採用
・高強度ギヤへの変更
・ベアリング軸受けへの変更
・初速調整

以上です。

では早速、分解します。

メカボックスを取り出します。

取り出し方法は次世代M4シリーズと同じです。


メカボックスを開けます。

さすがに新品ということもあって、きれいな状態でした。
最新のロットからなのか分かりませんが、改良されている箇所が数か所ありました。

メカボックス内からパーツをすべて取り出し、交換する以外の部品の点検と清掃を行います。
ベアリングの軸受に変更し、各ギヤの点検と組込を行いました。
軸受けに使うベアリングは内部のグリスを清掃し、ZOILグリスを圧入しました。
ギヤをすべて交換するので、シム調整が必須となります。

スイッチ周りも全て清掃し、再度グリスアップを行いました。

ピストンは一度分解し、ピストンヘッドをポリカーボネイト製の物へ変更、
ピストンのラックギヤはクラッシュ防止加工を行いました。



以上にて、メカボックスの作業は完了です。



ロアレシーバーにメカボックスを取り付け、バッファーチューブを取り付けます。

この状態で動作確認を行います。
ボルトストップ機構、リコイルシステムともに問題のない動作でした。
またギヤグリスにもZOILを使用したので、ギヤノイズは殆ど消音されています。


次にインナーバレル、チャンバーを分解します。



チャンバーの機構を点検してから部品を組み込みます。

今回使用したインナーバレルはVFCから発売されている内径6.03mm高精度インナーバレル
「Psalm144:1of David」を使用しました。
押しゴムはFirefly製の物を使用しています。
ホップの昇降と左右のズレを確認してからアッパーレシーバーに組込みます。


以上の作業で完了です。

今回は0.2gBB弾 ホップ解放状態で95m/s位を御希望でしたので
SUB ZERO M90 次世代電動ガン用スプリングを使用しました。



弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で95.3m/s、10発平均で94.8m/sとなりました。

以上、今回は東京マルイ製レシーライフルの調整内容を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

現在、調整待ちの本体が少なくなり、比較的早めに作業を行えるようになりました。
納期等でお悩みの方は是非、お早目にお問い合わせ下さい。




SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。

  

2014年05月15日 Posted by PEAK  at 15:22メンテナンス

VFC M4ES エスコートの調整

本日はVFCのM4ESラインナップの「Escort」の調整内容を御紹介します。

このM4ESラインナップはオーソドックスなM4からショートモデル、ロングレンジモデルなど様々な機種をラインナップしております。
レシーバーの刻印はVFCオリジナルの物ですが、構成パーツはメインラインのモデルと遜色のない構成となっており、VFCクォリティをリーズナブルに体験する事ができます。



今回ご紹介するESCORTはMOEストック、4インチのURXハンドガードを
装備したCQBサイズのM4です。
同シリーズの中でもスティンガーは当店でも人気のモデルですが、こちらのモデルはストックサイズが標準的なサイズなのでオールラウンダーとして使用する事が可能です。

では、前置きはこのくらいにして分解してみましょう。

メカボックスを取り出します。

このメカボックスは最新のHK417などに搭載されているメカボックスではありませんが、
非常に完成度が高く信頼のおけるメカボックスです。


メカボックスを開けます。

シム調整がスプリングテンションにて行うシステム以外、ベーシックなパーツ構成です。

今回は内部点検に加え、このスプリングテンション式を通常のシム調整方式へ
変更する事も依頼頂きました。
この作業を行うために全てのパーツを取り外し、点検、洗浄、グリスアップを行いました。
ピストンヘッドの固定が緩んでいたので、ネジロック剤を使用し固定し直しました。
ピストンがスムーズに動くようにメカボックス側のピストンレールを研磨しました。

各部グリスアップを行い、メカボックスの作業は完成です。

今回、初速は0.2gBB弾にて92m/sくらいを御希望でしたので、SUB ZERO S90 電動ガン用スプリングを使用しました。


次にチャンバー、インナーバレルの清掃と点検を行います。

このチャンバーとインナーバレルもベーシックながら、信頼性の高い製品です。


以上の作業をもって、全て終了です。



最後に弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で92.4m/s、10発平均で91.7m/sとなりました。

以上、今回はVFC製M4ES スティンガーの調整内容を御紹介致しました。

当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
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コチラからお問い合せ下さい。

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2014年05月13日 Posted by PEAK  at 12:00メンテナンス

FN 5-7コンバージョンキットの組込

本日はちょっと趣向を変えまして、東京マルイ製のガスブローバックピストル「Five-seven」のカスタムを御紹介致します。

冬場でも比較的動作が安定している5-7、今回はGuarderから発売されている
リアル刻印仕様のコンバージョンキットを組み込みます。

ベースとなる5-7です。



では、分解します。

まず、スライドを取り外します。


バレルassyを取り外し、ブリーチをスライドから取り出します。

取り出しには少しコツがいりますが、慎重に行えば比較的簡単に取り出す事ができます。


次にスライドの内側に付いているインナーを取り外します。

こちらも無理にこじらずに慎重に作業する必要があります。


Guarder製のコンバージョンキットです。

画像のTANカラーの他にOD、BLACKも発売されています。


スライド部分の刻印の違いです。

上が東京マルイ製、下がGuarder製です。


スライドから取り外したパーツをGuarder製のスライドに組み込みます。

ついでにチャンバー、インナーバレルの清掃も行い、パッキンは純正品に交換しました。


次にフレーム側のパーツをすべて取り外します。

順序さえ間違わなければ部品の損傷もなく取り外す事が出来ます。


Guarderのフレームに取り外した部品を組込ます。

今回はコンバージョンキットに加え、セーフティやテイクダンレバー、マガジンキャッチなどが含まれるカスタムパーツセットも同時に組み込みました。


フレーム部分の刻印です。



以上で作業は完了です。

スライド周りをグリスアップしたせいか、動作が軽快になりました。


2014年5月11日は千葉県のインドフィールド「どんぱち」にて貸切交流会を開催致します。
参加御希望の方はこちらからお知らせ下さい。



当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
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2014年05月09日 Posted by PEAK  at 16:05メンテナンス