VFC SCAR-Lの調整



ピークアーマメントでは8/16まで、メンテナンスキャンペーンを開催しております。

毎回、お客様より好評を頂いており、大変お得なキャンペーンとなっております。
是非、皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

さて、今回は毎度御利用頂いているお客様からVFC製SCAR-Lの調整を依頼頂きました。


レシーバーやストックはVFCならではの上質な質感です。
またストックをフォールディングした状態でもイメージを崩さない独特な構造となっています。

今回の依頼内容は
・ゲームユースを前提とした耐久性と性能の向上
・長掛HOP加工
・モーターの交換
・ストック内のケーブル交換
・初速は0.2gBB弾にて93m/s位


では、早速分解してみます。

M4などの分解方法とは異なりますが、簡単にレシーバーを取り外す事が可能です。

レシーバーの薄さはVFCのM4等と同様にタイトな設計となっています。
特にグリップはガスブロとまではいきませんが、薄くて握った際に違和感のないサイズです。

マルイ製M4のグリップと比較してみましょう。

左がVFC、右がマルイです。

下からの比較です。

同じく左がVFC、右がマルイです。
一目瞭然ですね。


では、メカボックスを取り出します。

ロアレシーバーから取り出す際に、若干クセがありますが、慣れてしまえば問題ありません。


メカボックスを開けます。

トリガーは独特の部品ですが、それ以外についてはお馴染みの部品構成となっています。
今回はスプリングテンション式のスパーギヤとセクターギヤを通常のシム調整式に変更します。

いつものように、全ての部品を取り外して洗浄後に各パーツの点検を行います。
特に問題は見受けられませんでしたが、タペットプレートのリターンスプリングが強すぎる為にタペットプレートにテンションが掛かり過ぎて破損や摩耗または変形を引き起こします。
これは、このSCARだけでなく、HK416シリーズ、M4シリーズも同様です。
巷ではVFCのタペットプレートが、よく折れるとの話も聞きますが、この欠損原因のひとつがスプリングのレートによるものと考えています。
私共では対策品を製作し、こういった現象が起こりうるものに関しては交換を行っています。

さらにスパーギヤとベベルギアの面取り加工を行いました。
これにより、動作音が減少します。

点検とグリスアップが完了しました。

SUBZEROのS80スプリングを使用しました。


以上で、メカボックス内部の調整は完了です。



次にチャンバーとインナーバレルの点検です。

こちらも、独特な形状をしていますが、構造は通常のM4等と同じ機構です。

ここからHOPの長掛け仕様に加工を行います。

インナーバレルの点検を行い、今回はホップの押しゴム用に良い素材を見つけたので、
既製品を使わず全て手加工にて行いました。
バレル側の窓もこの押しゴムに合わせて加工を行いました。

HOPの長掛け仕様の完成です。

詳しく御覧頂く事は難しいのですが、従来の長掛け仕様よりも適正HOP位置の微調整が可能です。


レシーバーに組込み、弾速の確認を行います。
今回はお客様のリクエストにより、マルイ製EG1000モーターへ交換し、オリジナルのSBDを取り付けました。

マルイ製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。

最高で93.8m/s、10発平均で92.9m/sとなりました。

次にストック内部の配線を交換します。
VFCのSCARはヒンジ部分に薄い端子を設け、レシーバー側とストック側を通電させています。
VFCでは「コンタクトサーキット」と呼んでいます。

では、なぜ今回ストック内部の配線交換をリクエストされたのかというと、バッテリーをストック内に収める際に純正のケーブルでは固くコネクターの収まりが悪くなるのを懸念してとの事でした。
確かに、純正のままですとバッテリーを収めた際にケーブルの固さからコネクターの収まりが悪く、ストックの伸縮にも悪影響を及ぼしかねない状態でした。
またケーブルの取り回しも悪く、お客様が試しにバッテリーを入れようとした際にピンコネクターが抜けるという始末だったようです。

そこで、柔軟性のある、シリコン被覆のケーブルに交換する事になりました。
ですが、先に御説明したコンタクトサーキットの端子は一般的に流通している物ではないので、圧着部分を削り落としてケーブルをハンダ付けする方法をとりました。ただし、この方法は端子基部に直付けする為にストック基部に干渉する恐れがあり、何度となく調整しながらの作業となりました。

ケーブルの交換が終わり、いざストックを組み付けてみたものの、ストックの伸縮ボタンが内部でケーブルを押してしまい、ケーブルの取り回しを変えざろう得ない状態です。


この為にストック内でバッテリーがのるステーを加工します。

加工前


加工後


加工したステーを組み込んでみます

こうする事で、ケーブルの取り回しに余裕ができて、ストックの伸縮の際にケーブルを傷つける可能性が無くなりました。

大変手間のかかる加工が続きましたが、お客様にお渡ししたところ、大変喜んで頂きました。

以上で、全ての作業は完了となります。



以上、今回はVFC製 SCAR-L CQCの調整内容を御紹介致しました。


当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。

メンテナンスキャンペーン8/16まで!


SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
サブゼロスプリングは1本からオーダーメイドが可能です。
現在のラインナップからの変更は勿論、ショップオリジナルスプリングの生産及び量産も随時承っております。
ご質問や御不明な点などございましたら上記問い合わせ先まで何なりとお問合せ下さい。



SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
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2016年08月13日 Posted by PEAK  at 12:01 │メンテナンス