MASADAストリームラインバージョンの調整
今年も残すところ僅かとなってまいりました。
皆さんは如何お過ごしですか?
私共、ピークアーマメントは御陰様でたくさんの調整及び修理依頼を頂戴致しました。
たくさんのお待ち頂いているお客様に一日も早く納品すべく年末年始問わず作業を行っております。
さて、本日はピークアーマメントにお持込み頂く調整で最も多いPTS MAGPUL製MASADAストリームラインver.の調整内容を御紹介致します。
外観はともかく、内部構成パーツがCQBモデルなどと異なる点が幾つかあります。
分解前に動作を確認したところ、通電しない場合がありましたので、電装関係も注意して確認致します。
では、分解してみましょう。
ここまでのテイクダウンは工具を使わずとも行えます。
メカボックスを取り出します。
ストリームラインバージョンは塗装無しのシルバーのメカボックスです。
一見、なんともない状態でしたが・・・
マイナス線がちぎれかけていました。
しかも配線ルートが間違っています。
メカボックスを開けます。
CQBモデルとはシリンダーヘッド、ノズル、軸受などが異なります。
また最近のCQBモデルはギヤも違う物が使用されていました。
メカボックス内部の清掃を行い、ちぎれかけていたマイナス線を引き直しました。
また念の為にマイクロスイッチを開け接点焼けを起こさないよう処置を致しました。
話は変わりますが、PTS MAGPUL製電動ガンは主にマイクロスイッチを使用していますが、
先日修理でお持込み頂いた機種で通電不良を起こし、原因を探ったところ、
このマイクロスイッチ内の接点が焼けていました。
話は戻りまして、シム調整も行われているようですが、セクターの動きが渋かったので、改めてシム調整を行いました。
各ギヤの点検を行い、グリスアップを行いました。
同時に軸受の固定も行っております。
ピストンはウエイトを追加し、ピストンレールはスムーズに動くよう研磨を致しました。
シリンダーは純正のシリンダーに穴あけ加工を行ない、容積を適正に致しました。
以上でメカボックス内の作業は終了です。
動作確認を行います。
MASADAはモーターマウントがメカボックスに取り付けられているので動作確認も簡単に行えます。
この状態で異音や動作不良があれば再調整も簡単です。
異常は見受けられなかったので、メカボックスは完成です。
次にチャンバー、インナーバレルの点検を行います。
チャンバーブロックとチャンバーのガタ取りを行ないます。
以前の作業に比べ、施工内容は変わりましたが、効率的かつ確実にガタが取れるようになりました。
ホップのエレベーションを点検したところ、押しゴムに形状の異常がありましたので成形を行いました。
次にホップパッキン及びインナーバレルの点検を行います。
インナーバレル内に傷や曲がり等はありませんでしたが、極度な汚れがありましたので、
徹底的に清掃を行い、テフロン入りケミカルにて仕上げを行いました。
チャンバーブロックをセットし、アウターバレルassyを組み付けてホップの出具合を確認し、
問題がなかったので、レシーバーをセットして完成です。
弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
最高で95.12m/s、10発平均で93.96m/sとなりました。
以上、今回はPTS MAGPUL製MASADAストリームラインの調整内容を御紹介致しました。
当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。
ピークアーマメントは年末年始問わず、調整作業を行なっております。
疑問や質問などございましたら何なりとお問合せ下さい。
SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
皆さんは如何お過ごしですか?
私共、ピークアーマメントは御陰様でたくさんの調整及び修理依頼を頂戴致しました。
たくさんのお待ち頂いているお客様に一日も早く納品すべく年末年始問わず作業を行っております。
さて、本日はピークアーマメントにお持込み頂く調整で最も多いPTS MAGPUL製MASADAストリームラインver.の調整内容を御紹介致します。
外観はともかく、内部構成パーツがCQBモデルなどと異なる点が幾つかあります。
分解前に動作を確認したところ、通電しない場合がありましたので、電装関係も注意して確認致します。
では、分解してみましょう。
ここまでのテイクダウンは工具を使わずとも行えます。
メカボックスを取り出します。
ストリームラインバージョンは塗装無しのシルバーのメカボックスです。
一見、なんともない状態でしたが・・・
マイナス線がちぎれかけていました。
しかも配線ルートが間違っています。
メカボックスを開けます。
CQBモデルとはシリンダーヘッド、ノズル、軸受などが異なります。
また最近のCQBモデルはギヤも違う物が使用されていました。
メカボックス内部の清掃を行い、ちぎれかけていたマイナス線を引き直しました。
また念の為にマイクロスイッチを開け接点焼けを起こさないよう処置を致しました。
話は変わりますが、PTS MAGPUL製電動ガンは主にマイクロスイッチを使用していますが、
先日修理でお持込み頂いた機種で通電不良を起こし、原因を探ったところ、
このマイクロスイッチ内の接点が焼けていました。
話は戻りまして、シム調整も行われているようですが、セクターの動きが渋かったので、改めてシム調整を行いました。
各ギヤの点検を行い、グリスアップを行いました。
同時に軸受の固定も行っております。
ピストンはウエイトを追加し、ピストンレールはスムーズに動くよう研磨を致しました。
シリンダーは純正のシリンダーに穴あけ加工を行ない、容積を適正に致しました。
以上でメカボックス内の作業は終了です。
動作確認を行います。
MASADAはモーターマウントがメカボックスに取り付けられているので動作確認も簡単に行えます。
この状態で異音や動作不良があれば再調整も簡単です。
異常は見受けられなかったので、メカボックスは完成です。
次にチャンバー、インナーバレルの点検を行います。
チャンバーブロックとチャンバーのガタ取りを行ないます。
以前の作業に比べ、施工内容は変わりましたが、効率的かつ確実にガタが取れるようになりました。
ホップのエレベーションを点検したところ、押しゴムに形状の異常がありましたので成形を行いました。
次にホップパッキン及びインナーバレルの点検を行います。
インナーバレル内に傷や曲がり等はありませんでしたが、極度な汚れがありましたので、
徹底的に清掃を行い、テフロン入りケミカルにて仕上げを行いました。
チャンバーブロックをセットし、アウターバレルassyを組み付けてホップの出具合を確認し、
問題がなかったので、レシーバーをセットして完成です。
弾速を確認します。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用しホップを全開放状態で計測します。
最高で95.12m/s、10発平均で93.96m/sとなりました。
以上、今回はPTS MAGPUL製MASADAストリームラインの調整内容を御紹介致しました。
当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
お申し込みはメール、電話にてお知らせください。
コチラからお問い合せ下さい。
ピークアーマメントは年末年始問わず、調整作業を行なっております。
疑問や質問などございましたら何なりとお問合せ下さい。
SUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
2013年12月28日 Posted by PEAK
at 12:00
│メンテナンス