VFC HK417の調整

少し更新の間が開いてしまいまして申し訳ありませんでした。

今日はVFCのHK417の20インチバレル仕様の調整を御紹介したいと思います。

VFC HK417の調整
ま、20インチ仕様とはいえ、アウターバレルとRAS部分の違いですが、
HK417といえば7.62x51mm NATO弾仕様なので、やはり長いバレルが似合いますよね。

では、分解してみます。
VFC HK417の調整
分解内容は以前御紹介した記事と同様です。
隠れているビスさえ見つけてしまえば、簡単にメカボックスを取り出すことが出来ます。


薄いロアレシーバーに合わせたVFCオリジナルのメカボックスです。
VFC HK417の調整
大変よく考えられたメカボックスなのですが、ベベルギアの軸が長いなど調整が必要なモデルです。


このように全てのパーツを取り出して清掃を行います。
VFC HK417の調整


日本仕様という事で適正よりも短いスプリングが入っています。
VFC HK417の調整
画像下が入っていたスプリングです。
このスプリングのまま使用しますと、俗にいうピストンクラッシュを起こす可能性がありますのでユーザーの方は注意して下さい。


今回のHK417はお客さまの御要望で0.2gで85m/sということで、インドアフィールドで使用するとの事でした。

この85m/sに合わせるのに非常に苦労しました。
通常、90m/s辺りに調整するのは意外と簡単なのですが、85m/sにする為の5m/sが落ちない・・・
実際、10回以上、分解組立を行いました・・・
VFC HK417の調整
しかし、良い勉強になったのも確かです。
今回はピストンへの加工を行い、サブゼロのS80スプリングを使用しました。


次にインナーバレルの清掃とチャンバーの点検を行います。
VFC HK417の調整
こちらも全て分解し、清掃と点検を行いました。


インナーバレルの中がかなり汚れていました。
VFC HK417の調整
画像左が新品のクリーニングクロス、右が清掃中の物です。
当店ではこのようにペーパータオルを3cm四方にカットし、これを2つ折にしてクリーニングロッドの穴に通して清掃を行っています。
汚れの酷い時は複数使用するのでたくさん作っておくと便利です。


全てのパーツを組み込んで完成です。
VFC HK417の調整


では、弾速の確認を行います。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用
ホップは全開放状態です。
VFC HK417の調整
最高で87m/s。 10発平均で84.8m/sとなりました。


かっこいいので、もう一枚
VFC HK417の調整
撮影がヘタでごめんなさい・・・


以上、当店のHK417 20"仕様の調整を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。




今回の調整でも使用したSUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
VFC HK417の調整
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。







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2013年03月16日 Posted by PEAK  at 14:24 │Comments(0)メンテナンス

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