VFC M4スティンガー

以前、こちらでも御紹介したVFC製M4エコノミーラインのStinger

今回はお客さまの御希望により、内部調整を行いましたので
その内容を御紹介致します。

VFC M4スティンガー
外観を見る限り、エコノミーラインという感じは一切致しません。
フルメタルレシーバーやレール部分も含め、メインラインと遜色は感じられませんでした。


では分解してみましょう。
VFC M4スティンガー
分解方法は通常のM4と同じ方法です。
しいて言うならば、バッテリーコネクターがRASから出ているので、無理に抜かずピンリムーバーにてコネクターから配線を抜いてしまった方が簡単に作業が行えます。



メカボックスを取り出します。
取り出し方法はセレクターがアンビではないもののKAC PDWなどと同じです。
VFC M4スティンガー
メカボックス自身は通常のメカボックスで、最近の薄型メカボックスではありませんでした。
実際のところ、こちらのほうが汎用性も高く、完成度も高いような気がします。


メカボックス内部です。
VFC M4スティンガー
スパー・セクターのスプリングテンショナー以外は至ってノーマルな内部構成です。

メカボックス内のパーツを全て洗浄し、新たにグリスアップを行いました。
スイッチの接点も同様に清掃し、接点グリスにてグリスアップを行いました。
軸受けはベアリングでしたので、こちらも新しいグリスにて慣らします。

この個体はピストンとシリンダーの気密が甘かったので、Oリングを新品に交換しました。


以上でメカボックスは完成です。
VFC M4スティンガー
今回はインナーバレルの全長と加速シリンダーの兼ね合いからSUB-ZEROのS90スプリングを使用しました。



次はインナーバレル関連です。
VFC M4スティンガー
チャンバーは同軸タイプで機構的にも大変よく出来ています。
インナーバレルの清掃、及び点検、ホップパッキンの交換を行い完成です。


VFC M4スティンガー


では、弾速の測定です。
イーグルフォース製バイオBB弾0.2g使用
ホップ全開放での測定です。
VFC M4スティンガー
最高値が94.25m/s 10発平均で約93.30m/sとなりました。
インナーバレルが短いのでホップをMAXにした状態でも計測を行いましたが、90m/sほどでした。
サイクルは7.4vリポバッテリーで13発位です。



以上、当店のVFC M4ESスティンガーの内部調整内容を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。




今回の内部調整でも使用したSUB-ZEROスプリングは近日発売のピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
VFC M4スティンガー
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。






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2013年03月06日 Posted by PEAK  at 15:37 │Comments(0)メンテナンス

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