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 Posted by ミリタリーブログ  at 

次世代 CQB-Rの修理 2回目

当ブログの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

事務所へ移転し、作業環境が整いましたので改めて色々な情報をアップして参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

さて、今回はお馴染みとなった東京マルイ製次世代電動ガン「CQB-R」のメンテナンスと配線変更の内容を御紹介致します。


今回、依頼頂いた内容は
・ソップモッドバッテリーをキャンセルし配線をRAS内へ変更
・初速を0.2gBB弾で95m/sくらい(現状:83m/s)
・FireFly製でんでんむしの取り付け
・内部の点検と調整
また御自身でパッキンを電気くらげに変更した後、弾道が右に反れるようになった

では、早速分解してみましょう。

まず、配線を前出しへ変更するのでストックチューブから配線を取り外します。

この個体もセミオート時にロックする現象が発生したとの事です。
やはり接点が捲れています。


メカボックスを取り出す為にレシーバーを分解します。



ストックチューブを取り外してメカボックスを取り出します。

比較的キレイな状態でした。


メカボックスを開けます。

若干、グリスの汚れはあるものの、内部の損傷や摩耗は見当たりませんでした。
各部、清掃とグリスアップを行い、前出し配線の為、スイッチ周りの加工を行います。
スプリングを変更するのでピストンヘッドを取り外し、純正スプリングを取り外します。
インナーバレル長に対し適正なシリンダー容積へ変更する為にシリンダーを変更しました。


メカボックス内の作業は完了です。

でんでんむしの取り付けを行い、動作する上でのクリアランスを確認します。
配線に使ったケーブルはテフロン皮膜の1.25sq銀メッキ線です。


完成したメカボックスをロアレシーバーへ組込みます。

この時、配線のルートは完成していないので、状態を見ながらケーブルに無理のないルートを作って行きます。
今回は初速アップの依頼もございましたのでサブゼロのM90スプリングを使用します。



RAS内への配線が通ったら、長さを確認してコネクターを取り付けます。

大体、この位の長さがあれば外部バッテリーケースへの接続も可能です。

チャンバー、インナーバレルの点検、清掃を行い「弾道が右に反れる」原因を探ります。
画像を撮ることはできませんでしたが、インナーバレルのHOP窓が加工により傾いて、BB弾へ垂直にホップを掛けられなかったのが主たる原因のようでした。
追加工が難しい状態でしたが、とりあえずHOP窓の修正を行いまして対策とし、お客様に実戦での確認をして頂き状況が改善しない場合、インナーバレルの交換を了承頂きました。


各部、組立を行い完成です。

バッテリーはオプションNo.1のハイパワー 7.4v 1300mAh サドルパック リポバッテリーをRAS内部に収納しました。


では弾速の確認です。

イーグルフォース製バイオBB弾0.2gを使用し
ホップを全開放状態で計測します。

最高値で95.7m/s、10発の平均で95.2m/sとなりました。

以上、当店の東京マルイ製 CQB-Rの調整を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。

なお、先日も御案内致しましたが
この度、事務所移転に伴い、サービスキャンペーンの第一弾としまして
5月20日まで海外製電動ガンメンテナンスキャンペーンを開催致しております。



2013年5月20日までに調整をお申込み頂いくと通常の作業料金が
20%off!となっております。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。


今回の調整でも使用したSUB-ZEROスプリングはピークアーマメントオリジナルのスプリングです。

SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。



  

2013年05月12日 Posted by PEAK  at 13:46Comments(0)メンテナンス