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マグプルPDRの調整
つい先日、第一弾がリリースとなったMAGPUL PTS のPDR。
当店にも入荷し、お客さまの御依頼により内部調整を致しましたので御紹介致します。
実際手に取ると非常にコンパクトで、ハンドガンのカービンコンバージョンモデルほどの大きさです。
また外装の全てが樹脂製なので軽量です。
では、分解してみます。
HEXビス3本でレシーバー上下が分割可能です。
ストックエンドのパッドはこじることで外せます。
メカボックスを取り外す際にマグウェル内のビス2本とストックエンドにある+ビス2本を取り外します。
アウターバレルをロアレシーバーに固定しているパーツを取り外し、バレルAssyを前方へ抜きます。
今回はトリガーの連結シャフトをトリガーユニット側から外してメカボックスを取り外します。
(トリガーの連結シャフトはメカボックス側で取り外してメカボックスを取り出す事も可能です。)
取り扱い説明書にはVer.3をベースにしたと、記載がありましたがP90のメカボックスにも似ていますね。
まさに手長エビ状態です。
メカボックスを開けます。
モーターコネクターはハンダ付けされていましたが、配線に気をつけながら作業が可能でしたらハンダを除去せずとも作業は可能です。
シリコンっぽいグリスが塗られていましたが、少し柔らかいので全て除去し、新たにグリスアップします。
ちなみにスイッチはMASADAと同様にマイクロスイッチを採用しています。
メカボックス前方にはチャンバーの一部である給弾ルートが成型されています。
SR47のような給弾ルートですね。
グリスアップが完了しました。
ピストン用のレールもバリが見られたので、研磨してあります。
モーターハウジングもメカボックスと一体成型です。
またスプリングはメカボックス後部から交換可能なタイプです。
各部点検した後にメカボックスをレシーバーへ載せます。
トリガーのシャフトも元の状態に戻します。
では、次にインナーバレルとホップ機構の点検を行ないます。
スプリングシャフトを抜くとインナーバレルが飛び出します。
インナーバレルとホップ機構を分解します。
ホップパッキンは赤です。MASADAとは異なるパッキンでした。
V型パッキンで、V型の土台がしっかりとしていて良いパッキンですが、
インナーバレルとのクリアランスが大きく、ブカブカの状態です。
今回はアルミテープで外周をかさ上げし、気密を確保致しました。
インナーバレルが、ここ最近、稀にみる汚れ具合で、真鍮が色落ちしているのかと思うほど汚れていて、思いのほか清掃に手間取りました。
各部点検が終わったので組み上げいたのですが、ホップダイヤルがユルユルでして、
これでは射撃の衝撃で緩んでくる恐れがありましたので、オーバーサイズのOリングを追加しました。
画像向かって左側がノーマル、右側が追加したオーバーサイズのOリングです。
このOリングはフラッシュハイダーの緩み止め用に店頭にて販売しているOリングです。
インナーバレルの組込を完了した後にメインスプリングを組み込みます。
今回はお客さまの御要望で90m/sくらいに、とのことでしたので、SUB-ZEROのS80を使用しました。
あとは、分解と逆の手順で組み上げて完成です。
と、ここまでは良かったのですが、組み上げて動作確認をした所、セミオートが使用できなくなったので
再度分解した所、トリガーシャフトのメカボックス側に引っ掛かりがありましたが、グリスアップにより症状は改善しました。
完成です。
弾速確認です。
東京マルイ製ベアリングバイオBB弾0.2g
ホップ全開放
最高で92m/s。10発平均で90.30m/sとなりました。
サイクルは7.4vリポバッテリーで13発/秒となりました。
また、このPDRの対応バッテリーはリポバッテリーとなります。
当店で確認したところ、オプションNo.1 ビッグパワー 7.4v 900mAh リポバッテリーが最適なサイズでした。
Mini-Sサイズのリポバッテリーも収納できそうでしたが、バッテリーの外皮を痛める恐れがあるので、あまりお勧めできません。
以上、当店のPTS MAGPUL PDRの内部調整内容を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。
今回の内部調整でも使用したSUB-ZEROスプリングは近日発売のピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
当店にも入荷し、お客さまの御依頼により内部調整を致しましたので御紹介致します。
実際手に取ると非常にコンパクトで、ハンドガンのカービンコンバージョンモデルほどの大きさです。
また外装の全てが樹脂製なので軽量です。
では、分解してみます。
HEXビス3本でレシーバー上下が分割可能です。
ストックエンドのパッドはこじることで外せます。
メカボックスを取り外す際にマグウェル内のビス2本とストックエンドにある+ビス2本を取り外します。
アウターバレルをロアレシーバーに固定しているパーツを取り外し、バレルAssyを前方へ抜きます。
今回はトリガーの連結シャフトをトリガーユニット側から外してメカボックスを取り外します。
(トリガーの連結シャフトはメカボックス側で取り外してメカボックスを取り出す事も可能です。)
取り扱い説明書にはVer.3をベースにしたと、記載がありましたがP90のメカボックスにも似ていますね。
まさに手長エビ状態です。
メカボックスを開けます。
モーターコネクターはハンダ付けされていましたが、配線に気をつけながら作業が可能でしたらハンダを除去せずとも作業は可能です。
シリコンっぽいグリスが塗られていましたが、少し柔らかいので全て除去し、新たにグリスアップします。
ちなみにスイッチはMASADAと同様にマイクロスイッチを採用しています。
メカボックス前方にはチャンバーの一部である給弾ルートが成型されています。
SR47のような給弾ルートですね。
グリスアップが完了しました。
ピストン用のレールもバリが見られたので、研磨してあります。
モーターハウジングもメカボックスと一体成型です。
またスプリングはメカボックス後部から交換可能なタイプです。
各部点検した後にメカボックスをレシーバーへ載せます。
トリガーのシャフトも元の状態に戻します。
では、次にインナーバレルとホップ機構の点検を行ないます。
スプリングシャフトを抜くとインナーバレルが飛び出します。
インナーバレルとホップ機構を分解します。
ホップパッキンは赤です。MASADAとは異なるパッキンでした。
V型パッキンで、V型の土台がしっかりとしていて良いパッキンですが、
インナーバレルとのクリアランスが大きく、ブカブカの状態です。
今回はアルミテープで外周をかさ上げし、気密を確保致しました。
インナーバレルが、ここ最近、稀にみる汚れ具合で、真鍮が色落ちしているのかと思うほど汚れていて、思いのほか清掃に手間取りました。
各部点検が終わったので組み上げいたのですが、ホップダイヤルがユルユルでして、
これでは射撃の衝撃で緩んでくる恐れがありましたので、オーバーサイズのOリングを追加しました。
画像向かって左側がノーマル、右側が追加したオーバーサイズのOリングです。
このOリングはフラッシュハイダーの緩み止め用に店頭にて販売しているOリングです。
インナーバレルの組込を完了した後にメインスプリングを組み込みます。
今回はお客さまの御要望で90m/sくらいに、とのことでしたので、SUB-ZEROのS80を使用しました。
あとは、分解と逆の手順で組み上げて完成です。
と、ここまでは良かったのですが、組み上げて動作確認をした所、セミオートが使用できなくなったので
再度分解した所、トリガーシャフトのメカボックス側に引っ掛かりがありましたが、グリスアップにより症状は改善しました。
完成です。
弾速確認です。
東京マルイ製ベアリングバイオBB弾0.2g
ホップ全開放
最高で92m/s。10発平均で90.30m/sとなりました。
サイクルは7.4vリポバッテリーで13発/秒となりました。
また、このPDRの対応バッテリーはリポバッテリーとなります。
当店で確認したところ、オプションNo.1 ビッグパワー 7.4v 900mAh リポバッテリーが最適なサイズでした。
Mini-Sサイズのリポバッテリーも収納できそうでしたが、バッテリーの外皮を痛める恐れがあるので、あまりお勧めできません。
以上、当店のPTS MAGPUL PDRの内部調整内容を御紹介致しました。
また当店では、お持込みによる調整も随時承っております。
ぜひ、お問い合わせ下さい。
今回の内部調整でも使用したSUB-ZEROスプリングは近日発売のピークアーマメントオリジナルのスプリングです。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。