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LCT TK104の調整
今日は当店にお持込頂いたLCT製TK104の調整内容を御紹介したいと思います。
やはりLCTといった感じで各所に拘りが感じられますね。
今回のご依頼内容は
・メカボックスをオーバーホール
・チャンバー・バレルの点検、調整
・弾が右上方向に飛ぶのを修正
・初速を90m/s前後にしたい
では早速、分解します。
分解方法はCYMAとほぼ同様ですが、至るところに剛性があり完成度の高さが窺えます。
キレイなメカボックスです。
メカボックスのネジ類もきちんとした物が使われています。
内部も比較的キレイなのですが・・・
と、安心したのもつかの間、ピストンが紛壊していました。
どうやら、厚めのシムが混入したようで、これがギヤの間に挟まりピストンがレールから外れたようです。
こういう状況なので、全てのパーツを外して内部を清掃しました。
ピストンはModifyのポリカーボネイトピストンを使用します。
各部グリスアップを済ませ、パーツを組み込みます。
ピストンの色が変わったのが分かります?
今回は初速を90m/s位とのことなので、加速シリンダーという事やインナーバレル長を考慮し、SUB-ZEROのS80を使用しました。
SUBZERO S80 電動ガン用スプリング
一旦、モーターマウントを取り付け、作動確認を行ないます。
ここで、新たな問題が発生しました。
モーターの位置調整幅が極端に少なく、ピニオンギヤがベベルギヤを極端に押し上げてしまい、
配線が熱くなるだけでなく、モーター自身からも異音が発生しました。
シム調整も行いましたが、色々検証した結果、ピニオンギヤに問題があると想定し、
確認してみると、明らかに大きなピニオンギヤを使用していました。
お客様から「モーターを変更しないで」との指示がありましたので、
手持ちのピニオンギヤに変更すると、モーターもスムーズに駆動し、配線の熱も問題無くなりました。
次にチャンバーとバレルの点検を行ないます。
セットされた状態で点検すると、ホップパッキンの歪みがはっきりと確認できたので
ホップパッキンを交換、適度にグリスアップを行い、ホップが水平に降りるように調整しました。
またホップの調整レバーの動きが軽過ぎるのでビスにシムを追加し、適度なテンションを保つように致しました。
インナーバレルの清掃とホップの切り欠きにバリが見受けられたので研磨致しました。
各部の点検を行い、組み上げて完了です。
では、初速を確認します。
東京マルイ製バイオBB弾0.2g、ホップ全開放状態
10発の平均初速90.8m/sとなりました。
今回も全弾ほぼ90m/sにおさまり、SUB-ZEROスプリングのメリットが出せたように思います。
ぜひ、皆様もSUB-ZEROスプリングをお試し下さい。
皆様のご注文をお待ちしております。
御注文は下記バナーをクリックして下さい。
SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
やはりLCTといった感じで各所に拘りが感じられますね。
今回のご依頼内容は
・メカボックスをオーバーホール
・チャンバー・バレルの点検、調整
・弾が右上方向に飛ぶのを修正
・初速を90m/s前後にしたい
では早速、分解します。
分解方法はCYMAとほぼ同様ですが、至るところに剛性があり完成度の高さが窺えます。
キレイなメカボックスです。
メカボックスのネジ類もきちんとした物が使われています。
内部も比較的キレイなのですが・・・
と、安心したのもつかの間、ピストンが紛壊していました。
どうやら、厚めのシムが混入したようで、これがギヤの間に挟まりピストンがレールから外れたようです。
こういう状況なので、全てのパーツを外して内部を清掃しました。
ピストンはModifyのポリカーボネイトピストンを使用します。
各部グリスアップを済ませ、パーツを組み込みます。
ピストンの色が変わったのが分かります?
今回は初速を90m/s位とのことなので、加速シリンダーという事やインナーバレル長を考慮し、SUB-ZEROのS80を使用しました。
SUBZERO S80 電動ガン用スプリング
一旦、モーターマウントを取り付け、作動確認を行ないます。
ここで、新たな問題が発生しました。
モーターの位置調整幅が極端に少なく、ピニオンギヤがベベルギヤを極端に押し上げてしまい、
配線が熱くなるだけでなく、モーター自身からも異音が発生しました。
シム調整も行いましたが、色々検証した結果、ピニオンギヤに問題があると想定し、
確認してみると、明らかに大きなピニオンギヤを使用していました。
お客様から「モーターを変更しないで」との指示がありましたので、
手持ちのピニオンギヤに変更すると、モーターもスムーズに駆動し、配線の熱も問題無くなりました。
次にチャンバーとバレルの点検を行ないます。
セットされた状態で点検すると、ホップパッキンの歪みがはっきりと確認できたので
ホップパッキンを交換、適度にグリスアップを行い、ホップが水平に降りるように調整しました。
またホップの調整レバーの動きが軽過ぎるのでビスにシムを追加し、適度なテンションを保つように致しました。
インナーバレルの清掃とホップの切り欠きにバリが見受けられたので研磨致しました。
各部の点検を行い、組み上げて完了です。
では、初速を確認します。
東京マルイ製バイオBB弾0.2g、ホップ全開放状態
10発の平均初速90.8m/sとなりました。
今回も全弾ほぼ90m/sにおさまり、SUB-ZEROスプリングのメリットが出せたように思います。
ぜひ、皆様もSUB-ZEROスプリングをお試し下さい。
皆様のご注文をお待ちしております。
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SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。