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 Posted by ミリタリーブログ  at 

SUB ZEROスプリングのテスト

昨年末、ピークアーマメントのオリジナルブランド「SUB ZERO」を発表致しましたが
今回、偶然にも電動ガン用のスプリングをテストする機会がございましたので、
その内容と結果を御紹介したいと思います。

では、今回のテストで使用した電動ガンはUMAREX製のG36です。

安価ながらもH&Kライセンスにより、質感だけでなく、ダミーボルトとコッキングハンドルが
発射と同時に動くギミックもついたコストパフォーマンスの高いモデルです。

このG36はメインスプリングの交換が非常に簡単なことから、オーナー様に了解を得てテストを実施致しました。

今回のテスト内容は複合可変ピッチ式のModify製スプリングと可変ピッチ式の俗に言う不等ピッチのSUB-ZEROスプリングの初速及びサイクルの変化を比較します。

テスト条件
・東京マルイ製 バイオBB弾 0.2g
・イーグルフォース Mini-Sニッケル水素バッテリー8.4v
・G&P M120モーター
以上を使ってテストします。

では、まずModify製S80スプリング(複合可変ピッチ式)

結果

サイクル:15.97/s 初速:76.67m/s 平均初速:77.86m/s


次にModify製S90スプリング(複合可変ピッチ式)

結果

サイクル:14.03/s 初速:91.45m/s 平均初速:92.47m/s


では、一般的な不等ピッチスプリングをテストします。

SUB-ZERO製S80スプリング(可変ピッチ式)

結果

サイクル:17.18/s 初速:82.42m/s 平均初速:82.94m/s

次にSUB-ZERO製S90スプリング(可変ピッチ式)

結果

サイクル:15.59/s 初速:92.12m/s 平均初速:92.88m/s


今回、使用したUMAREX製G36ではSUB-ZEROスプリングとの相性がよく、
御覧のような結果となりました。
このG36はメカボックス後部からスプリング交換が可能なゆえ、
単純にスプリングを交換するだけの作業とし、
それぞれのスプリング交換に際し、調整及び加修は行っておりません。

サイクルに関しては複合可変ピッチ式に対し、可変ピッチ式が最大で1.56の差となり、
10発での平均初速においても、バラつきが少なく非常にまとまりのある結果となりました。
この結果は個体差やテスト環境により変動致します。

私観ではありますが、今回のテストで可変ピッチ式に比べ、複合可変ピッチ式は
スプリングの鳴き音が大きいように思えました。
これはスプリングそのものの性質上、圧力をかけた際にピッチの狭い部分から縮まり
後にピッチの広い部分が順に縮まります。
このストローク運動中に起こるスプリングのたわみが、スプリングガイドやピストンの
内側にスプリングがあたり、音の原因となっているものと思われます。
この、たわみによる摩擦抵抗がサイクルにも影響しているのかもしれません。

私共が自信を持って開発したSUB-ZEROスプリング
ぜひ、純日本製の製品の高さを皆様にもお試し頂ければ幸いに思います。
今後もテスト結果を踏まえ、新たな製品を開発してゆきますので宜しくお願い致します。

御注文は下記バナーをクリックして下さい。

SUB-ZEROブランド製品は卸販売も行なっております。
御希望の業者様はピークアーマメント 担当:関口までお問い合わせ下さい。
  

2013年01月07日 Posted by PEAK  at 19:46Comments(0)メンテナンス